こんにちはにとろ(@TNT0583)です。
Wilson(ウイルソン)の新作テニスシューズ「KAOS 3.0」をウイルソンからいただきましたので、早速着用してプレイしてきました。
今回は「KAOS 3.0」の使用感・感想をお伝えいたします。
Wilsonシューズモニター当選してKAOS3.0をいただきました。
昨日早速プレイしたのですが、前後方向の走り出しが軽くて一歩が速い気がします。
新品に共通しますがグリップ力があるのでオムニでスライディングするタイプの人は慣らす必要あり。
Wilsonの「KAOS 3.0」は2020年2月に発売されたテニスシューズです。
Wilsonといえば「RUSH PRO 3.0」が有名で、こちらは安定感を重視する方におすすめです。
Wilson KAOS 3.0 は初速が速いは本当か?【テニスシューズ レビュー・評価・感想】
スペック|少し軽めの300g前半
基本スペック
商品名 | KAOS 3.0(ケイオス3.0) |
品番 | WRS326600 / WRS325920 |
対象 | MEN |
カラー | レッドxレッドxブラック(OC) / ピーコートxホワイトxスキューバブルー (AC) |
サーフェス | オムニコート / オールコート |
サイズラインナップ | 25.0~29.0(0.5cm刻み) |
幅 | E |
ヒールドロップ | 9mm |
重さ | 平均315g/27cm |
アッパー | シンセティックレザー+エンジニアードメッシュ / Sensifeel / Skinguard / Sensifit / Endofit |
ミッドソール | DYNAMIC FIT 2 & R-DST+ / PRO TORQUE CHASIS LIGHT |
アウトソール | DURALAST |
ソックライナー | MOLDED EVA SOCKLINER |
製造国 | ベトナム |
蹴り出しの速さ|地面をしっかり蹴れるため初速が速い
今回着用したのはオムニ・クレー用モデル。
早速、普段プレイしているオムニ・クレーに行ってきました。
写真の通り、オムニ・クレー用特有のイボイボのアウトソール(靴底)が全体ではなく、半分ほどしかなく、残りがオールコート用のような靴底です。
ウイルソンシューズでのプレイが初でしたので、これでストップ&ダッシュができるのか、少々不安なところもありましたが、杞憂でしたね。
しっかりと砂と人工芝のコートを噛んでくれるので、オムニ・クレーの滑りやすい環境下でも蹴り出しが楽でした。
オムニ・クレーコートとしてプレイすると、スライディングショットを前提とした足さばきになるのですが、このシューズはそんなことはなく、カーペットコートやハードコートでプレイしているときの足さばきのように動けました。
顕著に感じたのは前への走り出し。
相手のボールが短いとき、従来であればギリギリで取れるくらいのボールが気持ち余裕を持って拾う事ができました。
一歩目からスピードに乗れているからだと感じました。
安定感|簡素なサポートだが不安には感じない
前後方向は文句なしの満足度でしたが、安定感という面ではやはり機動力を重視している分、「RUSH PRO 3.0」に軍配が上がりますね。
他社で言えばAdidasの「ソールコート ブースト [SOLECOURT BOOST SHOES]」といった安定感を重視したシューズに比べると頼りないと感じるところです。
とはいえ、「不安定」というわけではなく、あくまでサポートが簡素だというだけ。
余計なサポートを取り払った分の機動力ですから、しっかり安定感が欲しいという方にはおすすめできませんが、前後左右に素早く動きたいという方にはおすすめです。
テニスシューズのトレンドというか好む人が多いのは安定型のモデルだとは思いますが、コートを縦横無尽に走るプレイヤーは機動力へのサポートとして、このシューズの選択は悪くないです。
私自身、学生時代からAdidasの「barricade」を履いており、テニスシューズといえば、ゴツゴツ幅広のイメージでした。
「barricade」シリーズはすでに廃盤となっており、Adidasのシューズは「SOLE COURT」シリーズとなっています。
現代のテニスでは、安定感よりも機動力を重視するプレイヤーも一定数いるため、このようなシューズが発売されたのでしょう。
食わず嫌いをせずに一度使用してみると良いです。
耐久性|軽量化されていても耐久性は維持
いわゆる軽量化されたシューズというのは総じて耐久性を犠牲にしている側面があります。
しかし、このシューズを履いてみて、耐久性に難を感じていません。
メッシュ加工が施されていると、そこから亀裂が入ってボロボロになってしまうことが多いのですが、このシューズはメッシュ加工にプラスしてTPU素材で薄く覆うことで耐久性の課題をクリアしています。
私の場合はドロップショットを拾うときにスライディングするため、足の側面と地面が摩擦が発生するのですが、その部分にもその加工がしっかり施されているので問題ありませんでした。
また、堅いアッパーを使用しているからといって耐久性が良いわけではなく、硬い場合は割れが先にきてしまうのですが、そういう見方で行けば、柔らかすぎず硬すぎずといった具合で良い感じです。
これは後述するフィット感にも寄与しています。
フィット感|しなやかで嫌な履き心地を感じない
耐久性が控えめで過度ではない分、フィット感が優れていると感じました。
足幅はEということでタイトめな作りなのですが、そもそも日本人の8割がE~EEに当てはまるので問題はほとんどないというのがメーカーの見解。
自分も足幅が細い方ではないものの、全く問題なく着用できました。
確かに土踏まずのあたりがジャストで、緩めが好きな人には窮屈に感じるかもしれません。
しかし、土踏まずから先はそれほどタイトではなく、指先があたって痛くならない程度には余裕があります。
このフィット感が絶妙です。
また、アッパーが硬すぎないのでさらにフィット感を強調させます。
アッパーが硬いと指の付け根部分のシワが食い込んで痛くなることも何度か経験しましたが、このシューズは全くありません。
いわゆる「安定型」のテニスシューズは、頑丈に作ってある分、シューズを履いている感覚が特に強く感じられるのですが、KAOS 3.0はランニングシューズを履いているかのような軽さ。
そのおかげか、一歩目の蹴り出しが軽く、スムーズに前へすすめるように感じる。
その他の口コミ
YOUTUBEでのレビュー動画
Twitterの口コミ
Wilson KAOS 3.0 評価|前後方向の初速とフィット感が絶妙
蹴り出しの速さ | |
安定感 | |
耐久性 | |
フィット感 | |
総合 |
シューズの選び方
テニスシューズの選び方と他のメーカーのシューズも何点か紹介しています。
自分のプレイスタイルに合わせてシューズを選んでいきましょう。
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ストリングレビュー一覧
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