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2023年 おすすめのテニスガット10選【初心者から上級者まで】

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こんにちはにとろ(TNT0583)です。

新しくガットを張り替えたいけど何を張れば良いのかわからない…
みんなが何のガットを使っているのか知りたい…

こんな疑問にお答えします。

この記事を読めば、「自分のプレースタイルに合わせて自分で失敗しないガット選び」ができるようになります。

また、今回紹介しているガットを選んだあとは、それを基準にガットを選ぶことができるようになります。

例えば、「ポリのアルパワーを張ったけど、これよりもう少しソフトな打感のガットが張りたい」と明確な目的意識を持って張替えを検討できるようになります。

初心者・中級者・上級者問わず、おすすめできるテニスガットを選びました。

私はプロでもコーチ経験者でも有りませんが、一般プレイヤーレベルから言及できることを整理してまとめています。

プロの「打感が柔らかい」≠一般プレイヤーの「打感が柔らかい」

だと思いますので参考にしていただければと思います。

私は高校ソフトテニス、大学で部活4年・社会人で6年超経験し、現在も週に6時間以上プレイしています。スクールでは中級~中上級クラス相当。プレイスタイルはシコラー。得意なショットはサーブ・スマッシュ・バックハンドスライスです。

目次

そもそもテニスのガットって何?

「ガット」とみんな呼びますが、ストリングスとも言います。

こちらのほうが正式な呼称になります。

ガットとは腸のことです。

かつてテニスラケットに張られていたストリングスは牛の腸が主流でした。

そのため、ガットという呼び方が定着したんですね。

現在も牛の腸を使用したガットはありますが、高価ですので一般プレイヤーで張っている人は少ないです。

テニスのガットの素材 ナイロン・ポリ・ナチュラルとは?

テニスのガットはだいたい3つの素材に分類されます。

ガットの素材別特徴

  1. ナイロン:安価・打感が柔らかいが低耐久
  2. ポリエステル:安価・高耐久だが打感は硬め
  3. ナチュラル:高価・高反発で打感が柔らかい

ガットの素材別の特徴はだいたい上記のとおりです。

今回はナイロンとポリエステルのおすすめガットをご紹介します。

ナイロンガットの特徴

ナイロンガットは構造的に完成された感が強く、ナイロンを使用している人の中ではある程度使用するガットが定まっているイメージです。

プロ選手のハードヒット&ハードスピンに耐えられるポリエステルガットが現在の主流です。

メーカーもどちらかというとポリエステルのガットに力を入れているイメージ。

それでも、ポリエステルは高耐久な代わりに他の性能を犠牲にしている側面があるため、ゴリゴリのハードヒット・スピナーでなければ、ナイロンガットは十分選択肢に入ります。

特にこれからテニスを本格的にやっていく初心者であれば、まずはナイロンガットを張るのがおすすめです。

理由は安価で性能も良いからです。

ポリエステルガットの特徴

ポリエステルガット、通称ポリですが、先述したように、現代テニスの主流になります。

ボールにスピンがかかる仕組みはラケットに張られたストリングがたわんで、元に戻ろうとするときにボールが引っかかり回転がかかるというものです。

一般的にはこれをスナップバックと呼んでいます。

ポリエステルはスピンがかかりやすいという謳い文句で販売されているシリーズが多いですが、素材的にスナップバックを発生しやすいのです。

というのも、ポリエステルの表面はナイロンに比べてツルツルしています。

ナイロンガットを張って時間が経つとガットがズレて戻らなくなることがあり、指でガットのズレを戻すという動作をよく見かけます。

ポリガットにはこのようなガットのズレはほとんど見られません。

ガット表面がツルツルしているので、ボールを打った時のズレはすぐに元に戻るのです。

また、素材もナイロンよりも硬いので耐久性が高いのも特徴です。

その代わりに打感は固く、テンション維持性能が悪いという欠点があります。

耐久性が高いのでナイロンガットだと数時間でガットを切ってしまうパワーヒッターや、練習頻度の高い学生プレイヤーにおすすめですね。

あとは打感が硬い方が良いとか、ガットがズレるのが気になるとか個人的なこだわりでポリガットを選ぶ人もいます。

ちなみに私はゴリゴリのハードヒッターでもスピナーでも無いのですが、学生時代にポリに変えてからはポリガットばかり張っています。

最近は練習頻度が低下して、体力の衰えも感じてきて、ナイロンガットを久しぶりに張ってみようかと検討しています。

初心者から上級者までおすすめのナイロンガット

今回はナイロンとポリエステルのガットに着目してそれぞれのおすすめガットを5つずつ紹介いたします。

評価は以下の観点で10段階評価し、総合評価を示します。

  • 反発力 (星が多いほど反発力が高い)
  • スピン性能 (星が多いほどスピンがかかりやすい)
  • 打感 (星が多いほど柔らかい)
  • 耐久性 (星が多いほど切れにくい)

テンション維持性能についても書きたいところですが、より感覚的要素が強いため今回は評価していません。

ナイロンガットがおすすめな人

  1. テニス初心者~中級者
  2. 打感と反発性を求めるプレイヤー
  3. 短期間でガットが切れないプレイヤー

1. Tecnifibre X-ONE BIPHASE 1.3mm(テクニファイバー エックスワンバイフェイズ)

素材ナイロン
反発力
4
スピン性能
3.5
打感
4.5
耐久性
2
総合評価
4.5

マルチファイバーのストリングは、ナチュラルを人工的に再現し、その伸縮性や反発性、それによって得られる打感の良さなどを追求したものだが、その代名詞とも言われ、
全米ストリンガーズ協会が「最も快適なストリング」として3度も選出したのがこのモデルであり、「ナチュラルを超えた」という評価すらある。インパクト時に手の平でボールの感触を感じながら、パワーとコントロールを操作する。そんなテニスを求めるプレーヤーに愛される逸品だ。

https://www.tennisclassic.jp/db/products/detail.php?product_id=375より

ナチュラルを超えるという表現が使われるほどの高評価。

とにかく打感が柔らかく、ホールドする感覚がしっかりとありながらも嫌な振動がないです。

スイングスピードがゆっくりめの初心者でも、ボールを掴んで飛ばしてくれる感覚を味わえます。

ナイロンガットを張るなら文句なしで一度は張ってみてほしいガットです。

スピン性能については、プレイすると徐々にほつれてくるのでガットの戻りが悪くなり、性能が少し低下しますが、ほとんどきになりません。 

かつて、若い頃にノバク・ジョコビッチ選手が使っていた実績あるストリングになります。

値段はナイロンガットの中でも高い方ですが、その分満足できるストリングです。

2. YONEX AERON SUPER 850 1.3mm(ヨネックス エアロンスーパー850)

素材ナイロン
反発力
4.5
スピン性能
3
打感
4.5
耐久性
2
総合評価
4

ヨネックスの定番ナイロンストリング。

反発力と打感がとても良いです。

球離れが速いので打感が軽いのだと思います。

ミクロスーパーは昔ながらの基本ガットという感じですが、AERONは現代の基本ガットといっても良いでしょう。

3. GOSEN OG-SHEEP MICRO SUPER16(ゴーセン オージーシープ ミクロスーパー16)

素材ナイロン
反発力
4
スピン性能
3
打感
4
耐久性
2
総合評価
3.5

「迷ったらこれ!」という謳い文句でおなじみ。

ナイロンガットのスタンダードライン。

他のガットの比較になりやすいです。

とにかくこれを最初に張っておいて、これより反発がほしい、耐久がほしい、とか考えて乗り換えていくものになると思います。

バランスが良くてコスパも良いので気に入っていればこれを使い続けるという選択もありです。

4. Wilson NXT16(ウイルソン エヌエックスティー16)

素材ナイロン
反発力
5
スピン性能
3
打感
4
耐久性
2
総合評価
3.5

打球感はすこしだけ柔らかくて反発は高いというナイロンの良いところが表現されたガット。

ボールを強く叩いたときはガットが柔らかすぎずある程度かっちりとホールドするような感覚だと思います。

テンション維持性能が優秀という口コミが多いですね。

5. Babolat Brio 130(バボラ ブリオ130)

素材ナイロン
反発力
4
スピン性能
3.5
打感
4
耐久性
3.5
総合評価
3.5

バボラから発売されているナイロンガットでマルチフィラメント構造です。

マルチフィラメントなので、モノフィラメントよりも柔らかな打感ですが、Babolat Brioは柔らかすぎず、ちょうど良い硬さも兼ね備えているストリングです。

通常、マルチフィラメントは打感が柔らかいので反発性能を犠牲にしていることが多いです。

それが欠点と言われやすいのですが、Babolat Brioはマルチフィラメントにしては反発が良くてちょうど良いです。

打感は柔らかくてボールを一瞬掴んでから離れるような感覚を味わえます。

スピンもかけようとした分だけかかるという具合ですね。

こちらもバランスの良いガットなので張って後悔はないでしょう。

ポリエステルガットのおすすめ

1. LUXILON SMART 125(ルキシロン スマート125)

素材ポリエステル
反発力
4
スピン性能
4
打感
5
耐久性
3
総合評価
4.5

強いスイングで強い衝撃を与えると、ルキシロン「ALU POWER」に近いパワーを発揮し、タッチショットのようなシーンでは、ナチュラルやナイロンのような柔らかさを発揮する。状況によって、性能が変化する・・・最強のポリ・ストリングが誕生した。

https://www.tennisclassic.jp/special/wilsonwebmagazine/products/strg_smart/index.html より

2019年6月発売の第5世代のポリエステルストリング。

現在話題沸騰中のガットで、私も張っています。

謳い文句の通りで、ショートラリーのゆったりとしたスイングのときは柔らかさを感じます。

スマッシュ・サーブ・ベースラインからの叩くようなストロークはある程度の硬さを保ち、ホールド感と、すっぽ抜けない安心感があります。

従来は両立出来なかった柔らかさと硬さによるフィーリングの違いをボールを打つときのスイングスピードにより区別できる、まさに賢いストリングです。

ローテンションで張ることを推奨しており、ゆったりとしたスイングでは柔らかさを感じることができるので、始めてのポリガットとしてもおすすめです。

上級者の方でもポリの耐久性・スピン性能・打感を持ちながら、タッチショットでは柔らかさを感じることができるので、おすすめします。

このシチュエーションによって打感が変わるのは人によって感じ方が違いますので、一度試してみる価値のあるガットになります。

シチュエーションによって打感が変わるとは言いながらも、それによってスイングに気を使うようなものでも無いので、万人に推奨できるポリガットと言えるでしょう。

詳しくはこちらの記事でも紹介していますのでご参照ください。

2. YONEX POLY TOUR PRO 125(ヨネックス ポリツアー プロ)

素材ポリエステル
反発力
4
スピン性能
4
打感
4.5
耐久性
3
総合評価
4

ポリツアープロはストリング・オブ・ザ・イヤー2015という海外サイトの企画で快適性・打球感の2部門で1位を獲得した名品。

発売から年月が経過していますが、未だに人気のストリングです。

好きな人はハマるはず。バランスの良いストリングですね。

ポリツアープロならではのもちっとホールドして飛ばすような感覚が良い感じです。

ポリエステルストリングは1.25mmが標準的な太さですので、最初は1.25mmを試してみましょう。

それから、反発感やスピンのかかりをよくしたければ細くする、耐久性やホールド感を上げたければ太くするというように張り替えていくと良いです。

太くすると反発力とスピン性能が落ちますので要注意ですが、打感の好き嫌いは本当に人によるので、同じガットでも色々な太さを試して自分好みの太さを探してベストストリングを選んでいきましょう。

3. Tecnifibre 4S(テクニファイバー 4エス)

素材ポリエステル
反発力
3.5
スピン性能
4.5
打感
4
耐久性
3.5
総合評価
4

断面が四角形のブラックコードで、発売当初はブラックコード4Sとして販売されていましたが、現在は名前を変えて「4S」のみになりました。

五角形や六角形の多角形ストリングといえばスピンですが四角形の4Sも同様。

スピン性能に特化しながらも打感が柔らかめのストリングです。

通常のブラックコードよりもスピンが掛かりやすいですが、ほんの少し硬めに感じます。

とは言いながらもポリのなかでは柔らかいガットです。

ボールを厚めに叩いていくとぐぐっと落ちるスピンがかかりますので 個人的にはスイングスピードが早めの人に特におすすめしたいですね。

テクニファイバーのストリングは結構柔らかめのものが多いので今回おすすめしたもの以外にもポリの入門に適したものがたくさんあります。

周りのプレイヤーやスクールコーチともストリングの話で評判を聞くと面白いですね。

4. Solinco Hyper-G 1.20mm(ソリンコ ハイパーG)

素材ポリエステル
反発力
3.5
スピン性能
5
打感
4
耐久性
3
総合評価
4.5

軽い打球感と圧倒的なスピン性能が特徴のストリング。

ポリエステルストリングというと、スピンがかかりやすいかわりに固くて飛ばしにくくて辛いという印象を持っている方は多いです。

勿論素材がナイロンよりも硬いので当たり前なのですが、ハイパーGはゲージのラインナップがたくさんあるのでポリの硬さを感じにくいセッティングも可能です。

耐久性が犠牲になりますが、それが気にならないほどのスピン性能が特徴のストリングですので圧倒的なスピンでボールをコートに収めたいプレイヤーにおすすめです。

また、スピンを掛けるのが苦手なプレイヤーでも、スピンを掛けられるので一度張ってみることをおすすめします。

ナイロンストリングから切り替える場合は1.2mm以下の太さを選択すると、スムーズに切り替えが可能かと思います。

5. LUXILON ALU POWER SOFT125(ルキシロン アルパワー ソフト)

素材ポリエステル
反発力
5
スピン性能
3.5
打感
3
耐久性
3
総合評価
4

フェデラーがアルパワーラフを使用していることで有名なシリーズのソフト版。

アルパワーの特徴は商品名の通り、パワーです。

ボールを叩いたときの飛びがポリエステルガットの中で抜群に良いです。

そのかわり、アルパワーは硬めの打感になっています。

アルパワーは硬すぎてちょっと・・・という声が多いため開発されたアルパワーソフト。

打球感を柔らかくしつつ反発性能は保持しています。

ソフト感はありますが、いわゆる柔らかい系のポリよりは硬めの印象になります。

アルパワーは早い打球が打てるためプロでも使用率の高いシリーズです。

打球感硬めなのでボックス形状の柔らかめのラケットで弱点を補う形で使うのがおすすめですね。

実際フェデラーはボックス形状のプロスタッフを使用していますし。

おすすめのテニスガットまとめ

時代の流れはポリエステルにありますが、我々一般プレイヤーにはナイロンがマッチすることも大いにあります。

プロやトーナメントプレイヤーであれば、ボールをしっかり叩いてスピンがかかるようなポリエステルガットでも良いのですが、初心者にはハードすぎます。

また、パワーのある男性であっても、ボールを叩くのに必要なのはパワーではなくスイングスピードですから、マッチョな方でもナイロンは充分にお勧めできることがあります。

とはいえ、ポリガット独特の打感を味わって、好きな方を選べば良いものなので、一番最初はナイロンがおすすめですが、ボールをバチバチに叩けるようになってきたとおもったらポリの柔らかめのガットをお試しするのが良いですね。

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この記事を書いた人

名古屋市在住。1991年生まれ。メーカー勤務のサラリーマンテニスプレイヤー。高校時代にソフトテニス部で3年。大学では硬式テニスに転向し、体育会テニス部で4年間。社会人になった現在も最低週1〜2回のテニスは欠かせない。得意なプレーはバックハンドスライス、ドロップショット。打たせてミスを誘うシコラー。

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