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PURE DRIVE VS(ピュアドライブVS)インプレ|クリアな打感とコントロール性能が魅力【レビュー・評価・感想】

テニス
この記事は約14分で読めます。

こんにちはにとろ(@TNT0583)です。

Babolat(バボラ)のテニスラケットPURE DRIVEシリーズの一つ、PURE DRIVE VSを打ってきました。

今回は打ってきた感想をまとめていきます。

PURE DRIVE VSはBabolatの人気シリーズであるPURE DRIVEの98インチモデルとして2019年3月に発売したラケットになります。

PURE DRIVEシリーズの特徴は、衝撃吸収性能の高さと、反発性能の高さです。

ピュアドライブはいわゆる「黄金スペック」全盛期の時代を築き上げた名ラケットになります。

ピュアドライブは初心者から上級者、男性・女性を問わず、万人におすすめできるバランスの良いラケットですが、ピュアドライブVSはどのような特徴を持っているのかを明らかにしていきます。

黄金スペックモデルであるピュアドライブについては過去に記事を書いていますので併せて確認してみてください。

黄金スペック|重さ300g・フェイスサイズ100平方インチ・バランス320mmの中厚ラケットのこと。初心者~上級者まで扱いやすいモデルの総称です。

黄金スペックで一時代を築いたピュアドライブですが、その勢いは全盛期ほどではありません。

というのも、今では他のメーカーも黄金スペックのラケットをこぞって開発していますし、黄金スペックでは飛びすぎる、振り抜きがいまいち、という方に向けてシルバースペックのラケットが充実してきています。

シルバースペック|重さ305g・フェイスサイズ98平方インチ・バランスが325mmのフレーム厚22mm~25mmのモデルのことです。(黄金スペックよりは認知されていません)

EZONE98とかBLADE98あたりが有名ですね。

ピュアドライブVSは300gですのでシルバースペックとはまた若干違うので、また面白いスペックです。

黄金スペックのピュアドライブとの違いについても言及していきます。

迷える子羊
迷える子羊

ピュアドライブVSって使いやすいの?
ピュアドライブとの違いは?
自分にあうラケットがほしい!

こんな疑問にお答えします。

今回は2019年3月に発売されたBabolat PUREDRIVE VS(ピュアドライブVS)のインプレッションをまとめます。

ちなみに筆者は高校ソフトテニス部(後衛)、大学で部活4年・社会人で6年超経験し、現在も週に6時間以上プレイしています。
スクールでは中上級クラス相当。プレイスタイルはシコラー。
得意なショットはサーブ・スマッシュ・バックハンドスライスです。

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PURE DRIVE VS(ピュアドライブVS)はクリアな打感とコントロール性能が魅力

スペック|振り抜きが良さそうな競技モデル

基本スペック

商品名PUREDRIVE VS
品番BF101328
長さ27インチ
フェイスサイズ98平方インチ
重量300g
フレックス RA値70
バランス320mm
フレーム厚21~23mm
素材グラファイト
ストリングパターン16×19
使用プロ

ENLARGE STRING PATTERN

ストリングパターンを上下に広げることでスイートスポットを拡大しています。

ですのでラケットの真ん中から外れたとしてもしっかりとボールを飛ばすことができるのが特徴です。

各メーカーでもこのようなスイートスポットを広げる工夫はされていますね。

基本的にピュアドライブと同じテクノロジになっていますね。

スイートスポットが広がることによるメリットは以下のとおりです。

スイートスポット拡大のメリット

  1. 打感は柔らかく感じやすい
  2. スピンがかかりやすい
  3. ボールにパワーが伝わりやすい

DIAMOND GROMMET WOOFER

出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kpi/f/k-magazine/puredrive/

ウーファーをグロメット内部におさめて六角形のグロメットを使用しています。

これにより打球時にガットがズレやすくなってスピンがかかりやすく、ボールを掴んで離すようなホールド感が得られます。

ガットがズレやすいメリット

  1. スピンが掛かりやすい
  2. 打球時のホールド感を得やすい
  3. コントロール性が高まる

NEW BUMPER SYSTEM

出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/kpi/f/k-magazine/puredrive/

バンパーの形状が変わり、ストリングがラケット内に収まる形になっています。

これにより、スイング時の空気抵抗を減らし、スイングスピードやラケット操作性能が従来より向上しています。

一般に振り抜きが良いラケットというのはフェイスサイズが小さいモデルが多いです。

イメージしていただければ分かると思いますが、フェイスサイズが小さいほうが空気抵抗が少ないからですね。

ピュアドライブよりもフェイスサイズも小さく、フレーム厚も薄くなっているので、スペック上でも振り抜きが良さそうなのが伝わってきますね。

空気抵抗が少ないメリット

  1. スイングスピードを上げやすい
  2. ラケット操作性が高い

打球感|ピュアドラよりもホールド感あり

RA値が70ということでピュアドライブよりも若干柔らかくなっていますが、おそらくそれはフレーム厚が薄くなってるからですね。

RA値はラケットの剛性を意味し、低ければ低いほどしなりやすいとイメージしてくれれば良いと思います。RA値が70を超えると堅いラケット(反発性重視)のイメージです。【参考:Babolat ピュアドライブのRA値は71】

スペックだけを見ると弾きが強くて「堅い」のではと予想してしまいましたが、そんなことはなく、フレーム厚が薄くなっているからか、ボールを乗る感触が心地よく感じられました。

そして、それによるコントロール性能もかなり感じました。

RA値が70ということでラケットの剛性が強いため、硬いのですが、「乗る」感覚が確実にあり、乗りながらもボールは重くなく、良いボールが行くのでかなりいい感じです。

ホールド感がしっかりしてくるとボールに押される感覚が強くなり、スイングの邪魔をしてしまうリスクが高まります。これにより自身のスイングができなくなり、ボールに合わせてスイングするようになってしまうこともありますので、ホールド感があることが必ずしも良いわけではありません。

このホールド感を「心地いい」でとどめている優れたラケットと言えます。

ストリングの感覚とフレーム剛性のバランスが絶妙だからですね。

ストロークでは心地良い柔らかな打感を感じたものの、サーブで芯を捉えたときは打感はスッキリしていました。

フレーム剛性があるので、ボールの衝撃をうまく跳ね返せているのだと思います。

ボレーのときも、ピュアドラの持つパワー感があるおかげで、パワー負けで面がブレることがほとんど無いので心地良い打感を味わうことができました。

球離れはピュアドライブ同様早めではあるのですが、やはりフレーム厚が薄いことで、スッキリした中にしなりを若干感じることができたので、ピュアドライブよりも掴む感覚が強いです。

にとろ
にとろ

なかなか表現が難しいですが、ピュアドライブよりもボールが潰れている時間をわずかに長く感じ、それでいてフレームがしっかりしているので衝撃はスッキリ目というかなり良いバランスの打感です。
この打感が好みかどうかは一度試打してみるしかないです!

ピュアドライブVSの打球感

  1. ピュアドライブよりボールが乗っている感じがある
  2. 面が安定していて嫌な衝撃を感じにくい

反発性|アシスト強めのコントロール系ラケット

ピュアドライブだとちょっと飛びすぎるという人にちょうどいい反発感があります。

98平方インチのラケットの中では反発性は高いです。

今回試打したピュアドライブVSは他の98インチモデルの中ではパワーがある方です。

とはいえ、ピュアドライブの現行モデルも旧モデルよりはパワーを抑えてありますのでピュアドライブVSはそれよりも少しパワーを控えめにしてあるイメージです。

98平方インチのモデルの同社製品にピュアストライクがありますが、これよりは反発感が強めです。

今までピュアコントロールツアー+スマート125を使用していたときは相手の打球に負けまい、良いショットを打とう、といった考えで無駄な力が入ってしまう事が結構な頻度でありました。

それに対して、ピュアドライブVSは今までのスイングよりも軽い力で良い打球が飛んでいくのがわかりました。

ということは思いっきり振ったらアウトするんじゃ・・?

全くそんなことはなく、後述するスピン性能は十分ありますので、振れば振るほどコートに突き刺さるようなショットが打てました。

反発感を怖がらずにしっかりスイングしたいですね。

ラリー相手からは普段の自分のラケットで打つ打球よりもバウンド後に伸びてきている感覚があるとコメントをもらい、ピュアドライブVSのパワー感というのを実感しました。

振り回されたときでも、ピュアドライブシリーズのもつパワー感を感じることができました。

サーブでも反発力はあるのでフラットは今までよりも速度が出たように感じました。

ピュアドライブVSの反発性
  1. ピュアドライブよりも控えめ
  2. コントロール系ラケットより反発性能が高い

スピン性能|ボールを潰してヘビースピンが打てる

現代テニスはスピン性能が非常に注目されています。強い打球はスピンをかけてコートに収めなければならないからです。そして、相手をミスさせる「打球の重さ」は急速×回転量で決まります。

ピュアドライブVSは十分なスピン性能を持っているので安心してください。

とはいえ、ピュアドライブよりも競技者向け仕様になるのでしっかりとボールを潰して回転をかける意識が無いと弱々しい打球となってしまいます。

私自身、普段はスピンを意識するあまり、擦り気味で弱々しいボールを飛ばしてしまうことが多いのですが、フラットドライブの意識でしっかり厚い当たりで振り切るような意識をしてスイングすると、ライン際に鋭く落ちる打球が打てました。

擦ろうと意識がつよくなると、下から上へのスイングイメージがつよくなり、ガシャリも多くなりがちですが、フラットで当てるような意識で振り抜くとしっかりとスピンが掛かりました。

98平方インチだとフェイスサイズは見た目上はあまりわかりませんが、スイングした時の振り抜きの良さは感じることができました。

個人的にはウイルソンのBLADEよりも使いやすかったですね。

振り抜きが良いのでスイングスピードは今までのラケットよりも速くなり、それでいてパワー負けもせず、スピンもかかるため、相手にとっては厳しいボールが行っているのがわかりました。

黄金スペックのスピン系ラケットだと、こすってもそれなりにボールを飛ばせて、もちろんこのラケットも同様のことができるのですが、ピュアドライブVSは厚めにインパクトして振り抜けばフラットドライブが気持ちよく打てるので擦りにいくイメージを持つ必要はないですね。

にとろ
にとろ

ピュアドライブは結構飛びすぎ・・・と感じる人もちらほらいますが、ピュアドライブVSはしっかりと振り切ってボールをガンガン潰していきましょう。

スピン性能の高さはサーブでも感じることができます。

ピュアドライブの持ち味のひとつであるスピン性能をそのままに、食いつきを良くした感じなので、スピンサーブやスライスサーブでもしっかりと回転をかけることができます。

特にデュースサイドのスライスサーブをワイドに打ったときのキレがありながら、スピードも乗っていたので、エースを取れました。

ピュアドライブVSのスピン性能

  1. ピュアドライブのスピン性能は健在
  2. ピュアドライブより反発控えめなのでスライスショットが打ちやすい
  3. スピン・スライスサーブの切れが良い

コントロール性能|反発性と打感のバランスが良く制御しやすい

ピュアドライブVSはパワーはありながら、ピュアドライブほどではなく、ちょうどよいのと、ビーム(フレーム厚)が薄いので、打感もわかりやすくなっていてコントロールしやすいです。

ピュアドライブVSはアシストが「ちょうど良い」ので、パワーアシストが邪魔にならずに思った以上にコントロールしやすかったです。

ピュアドライブだと、ラケット半分ほどアウトとなるボールがちょうどおさまるような形で、自分が想定しているよりも良いところにボールが行っている感覚がありました。

にとろ
にとろ

飛びが抑えられているとボールが短くなってしまいますし、ボールが短い≒パワー不足ですので、相手に強いショットで反撃されやすくなりますが、ピュアドライブVSはちょうどよいです。

打感も重くなく、軽めでありながらホールド感は感じられるので、自分のフォームを崩すことなく、安定したストロークを打ち続けられたのが印象的でした。

ブロックリターンも思い通りに打てると思います。

どのラケットにも共通で、ドロップショットやドロップボレーなどのタッチ系のショットは多少の慣れが必要ですが、1時間も試打していると感覚がわかるのでコントロールしやすかったです。

パワー系のラケットだと思ったより長くなってしまったり、抑えようとしてネットしたりといったことが多々あるのですが、アシストがちょうどよいからコントロールしやすいですね。

ただ、注意しなければならないのは、スイートスポットから外れたショットになってしまったときは、打ち負ける感覚が強くなりますので、ガシャることが多い人は注意が必要ですね。

ピュアドライブVSのコントロール性能

  1. パワーアシストがちょうど良いので制御しやすい
  2. 今までアウト・ネットだったボールが入る

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その他の口コミ

YOUTUBEでのレビュー動画

【Fukky'sインプレ】Babolat ピュアドライブVS(98平方インチ)初打ち!!

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他のラケットは?

ピュアドライブVS以外のラケットの簡単な比較です。

DUNLOP CX200

ダンロップのCX200はダンロップのコントロール系モデル。

フレーム厚21.5mmでRA値65と柔らかいフレームのモデルなので、かなりハードかも、と思ってしまうラケットです。

しかし、実際はそんなことはなく、反発性も持っているラケットなので、ピュアドライブVSと比較されやすいと思います。

CX200のほうがホールド感がよりしっかりしているので、より球持ち感を感じることができます。

打感がクリアでスッキリ目のほうが良ければピュアドライブVSが良いでしょう。

Babolat PURE STRIKE(ピュアストライク)16×19

Babolatのコントロール系モデルのピュアストライク。

フレーム厚も同程度でRA値70でスペック上異なるのはラケット重量とフレームの形状。

角張ったボックスよりのフレームなのでホールド感がピュアドライブVSよりもあるかなと言う感じです。

反発性能はピュアドライブVSのほうが高いので、ピュアストライクのほうがハードよりですね。

しかし、その差はわずかで、差し込まれたときのショットで打ち負けるかどうかだとか、あと少しパワーが欲しい場合はピュアドライブVSを選択すると良いかなと思います。

ピュアストライクのほうがスイートスポットを狭く感じやすく、より衝撃が伝わりやすい印象です。

Babolat PUREDRIVE

定番の黄金スペックモデル。

98インチモデルはやはり難しいかも、とか定番のモデルのほうが安心という方はピュアドライブで決まりです。

98インチモデルでポリガットは厳しい・・・という程度であれば、ナイロンストリングで補完することも可能です。

ですのでピュアドライブ+ポリの人がピュアドライブVSでナイロンにしてみるというのはありですね。

もしくはゲージサイズを細くすることで弱点を補うことができます。

また、万人におすすめしやすい黄金スペックラケットは以下記事で紹介しています!

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ピュアドライブVS 評価|早いスイングで深いところに沈められる

 
ピュアドライブVSのおすすめポイント!

  1. 振り抜きが良い
  2. パワー・スピン性能よくコートに深く沈む
  3. ホールド感がありながら衝撃はクリア

ピュアドライブVSのレビューをしました。

ピュアドライブVSはストロークをガンガン振っていきたい黄金スペックラケットからの切り替えを検討するプレイヤーやソフトテニス経験者で硬式テニスを始める方に特におすすめします。

男性の方がメインになりそうなスペックですが、女性も敬遠せずに使っていただきたいラケットですね。

ラケットを安く購入するなら、実店舗よりもネットショップが断然おトクです。

ラケット自体が安く販売されていますし、ショップによってはストリングもサービスしてくれますので実店舗よりも4000円~1万円程度は安くなります。

ちなみにストリングはナイロンを緩めに張ってみてスイングしてもスピンがかかって入ることを確認すると良いです。

テニスはラケットだけでは成立しません。
ガット(ストリング)のセッティング次第でラケットのフィーリングが変わるのでストリングも色々試してみることをおすすめします。

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