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YONEX POLY TOUR REV(ポリツアーレブ)レビュー!|シャープな打球感で高回転スピンを実現!【感想・評価・インプレ】

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こんにちはにとろ(@tnt0583)です。

ストリングのレビューを書くために毎回違うストリングを張るので、本当に自分に合ったストリングを今も捜索中です。

今回レビューするのは「YONEX POLY TOUR REV(ヨネックス ポリツアーレブ)」です。

迷える子羊
迷える子羊

ポリツアーレブってどんなガットだろう?
ポリのガットでおすすめが知りたい!

こんな疑問に答えます。

今回使用したストリングは「YONEX POLY TOUR REV 120」(ヨネックス ポリツアーレブ 120)です。

ポリツアーレブの性能や使い心地をお伝えします。

目次

POLYTOUR REV(ポリツアーレブ)の総合評価

ポリツアーレブの評価

打球の柔らかさ
3
打球のホールド感
3
反発性能
4
スピン性能
4.5
耐久性
3.5
テンション維持
4
コスト
3
総合評価
4

※コストは

1
が多いほど安い

総合評価は上記の通りです。

POLYTOUR REV(ポリツアーレブ)の評価
  1. スッキリとしたやや硬めの打球感
  2. 反発性能が良い
  3. スピン性能が高い

ポリツアーレブの外観 | 眩しい蛍光オレンジ色で格好良い

YONEX POLYTOUR REV 120 オレンジ色でカッコいい

ポリツアーレブの外観と構造

ポリツアーファイアの色は「艶のある赤色」です。

どんな色のラケットにもそれなりに合うと思います。

YONEXの人気ラケットのVCOREシリーズは黒と赤の色がありますが、どちらの色を選択しても、このポリツアーファイアとマッチします。

ポリのストリングとして、めちゃくちゃ厳しいスペックでもないので、デザイン重視でストリングを選んでみるというのもありですね。

YONEX POLYTOUR REV 120 断面は写真ではわかりにくい

ポリエステルのモノフィラメント構造です。

ポリツアーレブの構造はスピン系ガットとしては定番の八角形となっています。

SIF製法(Silicone Oil Infused Filament Technology)

ポリエステルの中にシリコンオイル材料を浸透させるヨネックスの技術のこと。これにより、ストリングの滑りが良くなり、大きなスナップバックが期待できる。

色のラインナップは3色

ラインナップとしては新色「パープル」「ホワイト」と従来の「ブライトオレンジ」の3色です。ラケットのテイストに合わせて色を変えることも可能です。

個人的にはやはりブライトオレンジが好きですが、パープルも面白いと思います。

ホワイトのポリガットもどんなラケットにでも合いそうです。

ポリツアーレブのカラー・ラインナップ
  • パープル
  • ホワイト
  • ブライトオレンジ

ポリツアーレブを使用しているプロ選手

ドナ・ベキッチ(DONNA VEKIC)

Instagramで紹介されている通り、クロアチアの女子選手「ドナ・ベキッチ」は「ポリツアーレブ125」を使用しています。

ドナ・ベキッチは1996年生まれでシングルス最高位19位(2019年11月)を誇る若手の女子選手です。

日比野 菜緒(ひびの なお)

Photo by si.robi

日本ランキングトップの女子選手「日比野 菜緒」がポリツアーレブ125を使用しています。

日比野菜緒は1994年生まれでシングルス最高位56位(2016年1月)を誇る若手の女子選手です。

ポリツアーレブ|各項目別の評価

ポリエステルのガットの中では反発がよく、スピン系のガットではありますが、球離れがやや早い印象のストリングです。

打感はスッキリとしていて、やや硬いですが、嫌な硬さではなくボールの重さを感じにくいので人によっては柔らかいと感じるかもしれません。

反発性能も高く、楽に飛ばせるタイプのポリストリングです。

飛びやすいストリングですが、スピンガットですので、しっかりとインパクトすることで、ベースライン内におさめることができます。

YONEXのストリング全般に当てはまることではありますが、全体的にバランスが良く、反発があり、打感がスッキリしているので、ボールのコントロールもしやすい印象でした。

耐久性はそこそこあり、テンション維持性能も悪くなく、急激な性能低下を感じにくかったです。

欠点はほとんど感じられませんが、ポリツアープロのようなもっちりとした打感を好む人の期待には応えられないかもしれません。

ハードヒッター以外のプレイヤーには細ゲージ(1.20mm)での使用をお勧めしたいです。

にとろ
にとろ

細いほうがボールを飛ばしやすく、ストリングの味も感じやすいです。一瞬で切ってしまう場合は徐々に太くしていくと良いかと思います。

打球の柔らかさ|硬さはあるが球離れが早くスッキリしている

打球感はスッキリとしていて硬さは普通〜やや硬めくらいです。

打球感はポリのストリングとしては硬すぎず、普通くらいに感じました。

ポリツアーファイアの打感と少し似ていて、ある程度ポリらしい硬さがありました。

反発が良くて打球の重さをそれほど感じないため、柔らかいと感じる人も多いでしょう。

ポリを普段から使用しているプレイヤーの場合はあまり硬さは気にならないと思います。

いままでナイロンストリングを使用していて、ポリのストリングに切り替える場合は、ストリングのテンションを今までよりも5~10ポンドほど落とすと良いと思います。

また温度によってストリングの硬さが変わり、冬は硬く、夏は柔らかくなる傾向にあるので、季節に合わせてテンションを調整すると良いです。

前と同じテンションで張ったのに打感が違う感じがするという場合は、季節の変化やストリンガーの技術によるものだと考えられます。

季節によってテンションを上げたり下げたりすることや毎回同じショップの店員さんに張り替えをお願いすることをお勧めします。

打球のホールド感|ホールド感は控えめで弾く感覚が強い

ボールを弾いて飛ばすタイプのストリングです。

ボールを掴むようなホールド感は控えめで、スカッとした印象でした。

ボールをつかんで飛ばすような感覚がないことはないですが、いわゆるホールド感が強いといわれるポリツアープロよりもホールド感があっさりとしていて球離れが早いように感じました。

つかんで飛ばす系のストリングと、はじいて飛ばす系のストリングとでおおよそカテゴライズする場合、ポリツアーレブはポリツアーファイアと同じようにはじいて飛ばす系のストリングといえます。

反発性能|反発性能は高めでボールスピードが出るストリング

反発性能が高く、ボールを飛ばしやすいストリングです。

反発性能はナイロンガットには劣るものの、ポリの中では反発性能が高いストリングです。

ポリツアーファイアよりは控えめですが、ポリツアープロよりは反発性能が高いです。

ポリの入門として使用してみても、ボールはしっかり飛んでくれます。

しっかり振り抜いて行けるプレイヤーであれば、高回転のスピンをかけることができるため、ちょうど良い弾道でボールを打つことができます。

やはりハードヒッターがポリツアーレブのメインターゲットとも言えそうです。

特に、フラットサーブはかなりパワーが乗る感じが強く、普段エースを取れない僕でも何本かエースを打つことができました。

にとろ
にとろ

スピンサーブは技量が足りずストリングの恩恵をあまり感じられませんでした。。

スピン性能|スピン系ガットとしては標準的

スピン系ガットだが、過度な期待は禁物。

ストリングの滑りがよく、スナップバックもしっかり発生しているためスピンはかかりますが、スピン系ガットの割にはスピン性能は標準的に感じました。

ゆったりとしたスイングでもスピンはかかるのですが、ヘビースピンを実現するには早いスイングスピードで厚い当たりが必要だと感じました。

とはいえ、個人の感想にはなりますが、ポリツアープロやポリツアーファイアよりもスピンはかかりやすかったのは間違いありません。

さらにもっとスピン量を増やしたい、ストリングで顕著なスピンのアシストが欲しい場合は別のスピン系ストリングがおすすめです。

スピン重視のガット

スピン重視のガットは「SOLINCO Hyper-G」(ソリンコハイパーG)がおすすめです。

反発性能がやや落ちるので、打球が短くなるリスクもありますが試してみる価値ありです。

にとろ
にとろ

こするようなスイングと厚い当たりでボールを潰す打ち方のどちらも習得していきましょう。

耐久性|耐久性能は高め

ポリツアーレブの耐久性は普通です。フラットドライブで打っていけばすぐに切ってしまう事はありません。

僕の場合は、耐久性は全く問題になりませんでした。

ヘビースピナーならすぐ切ってしまうのですが、通常の週末プレイヤーであれば、切れるよりも性能劣化のほうが先に来てしまうはずです。

女子プレイヤーなら滅多に切れないはずです。

ストリング構造・素材による切れやすさ

  1. ナイロンマルチフィラメント(切れやすい)
  2. ナイロンモノフィラメント(普通)
  3. ポリエステルモノフィラメント(切れにくい)

1.30mmを選択しても学生プレーヤーで毎日部活でハードな練習をするという方はおそらく1~2週間で切れてしまうと思いますが、ロールで購入して安く抑える工夫をしましょう。

週末プレイヤーでしたらレベルにもよりますが毎回2~3時間プレイするとして2ヶ月は切れずに打てると思います。(15時間~30時間程度)

にとろ
にとろ

僕の場合はポリツアーレブはプレイ時間30~40時間程度で切れました。ストロークはハードヒットするタイプではなく、相手の勢いを利用するタイプ。ラリーや試合だけでなく、球出し練習などを含めた時間です。

学生プレイヤーですとほぼ毎日プレイすることになりますので耐久性はコスパを評価する上でも無視できませんが、楽天市場等でカット品が安く販売されているので、一度試してみても良いと思います。

テンション維持|張りたての感触は1〜2週間

ポリガットとしてはテンション維持性能は高めで張りたての感触から緩やかに劣化していくので、劣化を感じにくい印象です。

ポリガットのテンション維持性能としては高めです。最初の1週間〜2週間が張りたての感触かなと思います。

その後は張りたての引っ掛かりが少しずつ無くなっていき、インパクト時のスカッと感が薄れてだんだんとホールドが長く感じられるようになります。

人によっては多少劣化したあとの打感が気に入っているという人もいますが、スピン性能とパワーの両方が犠牲になっていることは明らかです。

さすがに1ヶ月を過ぎてくるとかなり伸びてくるので、ポリツアーレブとしての性能は発揮できないので張替えをおすすめします。

ポリエステルストリングが切れないからと言って長期間張りっぱなしにしている方は、ナイロンストリングにチェンジした方が楽しくテニスができると思います。

ナイロンストリングの1.3mmで1ヶ月以上切れないのであれば、ナイロンストリングへの切り替えをおすすめします。

目安としてはポリガットで3ヶ月持つならナイロンでも1ヶ月は持つと思います。

にとろ
にとろ

切れないからそのまま使う人は多いですが、知らない間にしょぼいストリングでプレイしていることになるので、調子を崩すきっかけとなってしまうかもしれません。

コスト|定価3,080円はポリにしては高め

ポリツアーレブの定価は3,080円と高め。
Amazonをはじめとしたネットショップで2,200円程度で購入可能です。

店頭で購入すると定価で購入することになるかと思いますので、ネットで購入して、持ち込むのがお得です。

近所に外部持ち込み可能な店があればネットで購入することをおすすめします。

にとろ
にとろ

持ち込み料は1,000〜1,500円というところが多いと思いますが、持ち込み無料の店舗もありますので探してみましょう。

ポリツアーレブ 総合評価|スッキリとした打感の高耐久スピンガット

ポリツアーレブの特徴
  1. スッキリとしたやや硬めの打球感
  2. 反発性能が良い
  3. スピン性能が高い

ポリエステルガットとしては少し硬めの部類ながら、打感がスッキリとしているのであまり気にならないと思います。

ハードヒットでガンガン攻めていくプレイスタイルのプレイヤーにおすすめしたいストリングです。

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この記事を書いた人

名古屋市在住。1991年生まれ。メーカー勤務のサラリーマンテニスプレイヤー。高校時代にソフトテニス部で3年。大学では硬式テニスに転向し、体育会テニス部で4年間。社会人になった現在も最低週1〜2回のテニスは欠かせない。得意なプレーはバックハンドスライス、ドロップショット。打たせてミスを誘うシコラー。

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