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【テニス】手汗でグリップが滑ることによるミスを減らす方法【手汗対策】

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こんにちはにとろ(@TNT0583)です。

テニスをする上で握る手の感触はとても大切です。

少し面の角度が狂っただけでネット、もしくはアウトとなってしまうのがテニスというラケットスポーツの特徴の一つでもあります。

白熱した練習・試合の中で手汗でグリップが滑りミスショットとなってしまう…そんな経験はありませんか?

気温が低い時期は気にすることも少ないですが、暖かくなってくるとどうしても汗を大量にかくようになりますね。

手汗も同様で、手汗によってグリップがヌメり、思い切ったショットを打てなくなってしまったり、無駄な力が入ってしまって集中力を欠いてしまう。

おそらくテニスに熱中している人であれば誰もが一度は経験することだと思います。

テニスをこれから始める、もしくは始めたばかり、という方はこれからグリップの感覚を養い、手汗と戦う時が来るはずです。

プロ選手が1ポイントごとに汗を拭くように、テニスのプレイは汗への対応次第でもあります。

迷える子羊
迷える子羊

手汗が出やすいから本当に困る!
汗で滑らないようにするためにはどうすればいいんだろう?

今回はこんな疑問にお答えします。

手汗の原因を説明したあとに対処法をお伝えします。

原因の説明はどうでもいいから対処法だけを知りたい方は以下のボタンをタップしてください。

ちなみに筆者は高校ソフトテニス部(後衛)、大学で部活4年・社会人で6年超経験し、現在も週に6時間以上プレイしています。
スクールでは中上級クラス相当。プレイスタイルはシコラー。
得意なショットはサーブ・スマッシュ・バックハンドスライスです。

目次

テニスにおける手汗とは

手汗には2つの原因がある

温熱性発汗

温熱性発汗とは、簡単に言えば、体温調整機能による発汗作用になります。

つまり暑いときに汗をかくというシンプルなものです。

温熱性発汗が原因となっている場合はおそらくテニスの試合が白熱してきたときや死にものぐるいで練習したとき、真夏のコートで練習したときに悩まされることが多いと思います。

精神性発汗

もう一つは精神性発汗と呼ばれるもの。こちらは緊張したときに汗がにじむのをイメージしていただければわかりやすいですね。

手汗に悩まされる方のなかにはこの症状が著しい方もいて、その症状を「手掌多汗症」と読んでいます。

この症状の原因については性格なところはわかっていません。

通院して症状を抑える形で処置をされるか、ひどいと手術をすることになるケースもあるようですが、多くの人はそのまま症状と向き合いながら日常生活を送っています。

グリップを滑らせる汗の正体

上記で説明したとおり、手汗には2つの原因がありました。

温熱性発汗・精神性発汗のどちらが原因かと決定づけるのは難しいところです。

手汗の量というのは個人差があるので、手汗が多いタイプの人は、人と手を繋ぐのも恥ずかしい、といった悩みを持つひともいるようです。

でも実は、プレイ中にグリップを滑らせる汗の正体はこれら2つによるもの以外の可能性もあります。

腕から流れてくる汗

実はプレイ中にグリップを滑らせる汗は、多くの場合は腕を伝って手のひらまで流れてくる汗であることが多いです。

これは私自身の経験をもとにしており、定量的なデータを提示するのは難しいです。

ですが、今まで手汗で悩まされていたのに、対策をすることで、グリップが汗で滑るという悩みは解消されました。

テニスにおける手汗の原因

上記で説明したとおり、テニスにおけるグリップを滑らせる手汗は以下が原因です。

テニスにおける手汗の原因

  1. 温熱性発汗(放熱するための手汗)
  2. 精神性発汗(緊張による手汗)
  3. 腕から流れる汗(身体の汗が手に流れる)

手汗でグリップが滑ることによるミスを減らす方法

上記で手汗にはおおよそ3つ原因があることを示しました。

そしてこの手汗を対策する方法は以下のとおりです。

3つの手汗対策

  1. グリップテープを新品にする
  2. 手のひらに滑り止めを塗布
  3. リストバンドを着用

グリップテープを新品にする

テニスの持ち手(グリップ部分)にはグリップテープが巻かれています。

購入時に最初から巻かれているのは元グリ(元々巻かれているグリップテープの略)と呼ばれています。正式にはリプレイスメントグリップと言います。
多くのプレイヤーは元グリの上に重ねてグリップテープを巻いてプレーします。これをオーバーグリップと呼びます。

手汗の対策の一つとしてこのオーバーグリップを新品に交換することが挙げられます。

新品のグリップテープにすることで多少汗が滲んでも問題なくプレイを継続できます。

グリップには大きく2つのタイプがあります。

  1. ウェットタイプのグリップ
    しっとりしていて手に吸い付く感じのグリップ
  2. ドライタイプのグリップ
    サラッとしていて吸い付く感覚が少ないグリップ

この2つのタイプは完全に好みで選べば良いです。

どちらが優れているというわけではなく、本人の感覚によります。

実際、フェデラーやジョコビッチ、錦織圭はウェットタイプでマレーやガスケ、ティエムはドライタイプですね。

ウェットタイプのグリップテープ

ウェットとドライの使用割合のイメージだと7割~8割ぐらいのプレイヤーはウェットタイプを使用しているような印象です。

プロであればよりこだわりが強くドライタイプもそれなりに支持されていますが、やはりウェットタイプの使用率が高いです。

ウェットの特徴は吸い付くような感触ですね。

交換したばかりのときは摩擦が高くてグリップがブレません。

オフセンターヒットでもグリップがずれることなく振り抜いていけます。

ウェットタイプのグリップテープは耐久性も高く、よほどハードに使わない限り破れません。

ですので、破れるまでグリップを巻きっぱなし、という方も中にはいますね。

しかし、これが問題でして、破れはしなくとも、確実に劣化していますので、滑りやすくなります。

ですのでウェット感が薄れてきたらさっさと交換することをおすすめします。

1巻ずつ買うと単価換算で高くなりますが、テニスをこれからも続けるのであれば、12本巻や30本巻をサクッと購入して、いつでもグリップを交換できるようにしておくことをおすすめします。

ウェットタイプのグリップをいくつか紹介します。

▲Wilsonのプロオーバーグリップ。
定番中の定番、錦織圭・フェデラーも使用しているグリップです。ウェット感、耐久性も十分ですので多くのプレイヤーにフィットするはずです。

▲ヨネックスのスーパーウェットグリップ。ヨネックスも定番です。日本のメーカーという安心感もありますし、価格も安くなっているので学生にも人気です。
私も学生時代に使用していました。

▲BOWBRANDのグリップテープ。他のグリップテープよりも価格が高いですが、高い分の耐久性を持っていますので、一定のファンがいるブランドのグリップテープです。
私も愛用しています。ウェット感が長続きするので交換頻度を抑えられます。
他のグリップテープより気持ち短いので巻き方にコツが必要な場合ありです。

上記、どれを選択しても失敗はないはず。というのも、それぞれのプレイヤーにこだわりはあるものの、目隠しして当てられるほどの違いは感じません。

強いて言うなら、ある程度使用したときのウェット感が衰える期間が若干違うところでしょうか。

おそらく、ウェットタイプを使用している人の中には、交換したばかりの感覚が「ペッタリしすぎていて苦手」という人もいるはず。

その場合はドライタイプのグリップテープをおすすめします。

ドライタイプのグリップデープ

ドライタイプはサラッとした感触が特徴のグリップテープ。

こちらは使用している人がウェットほど多くないので、中には知らない人もいるかもですね。

わたしもソフトテニスをしているときは、ヨネックスのスーパーウェット一択だったので、ドライタイプを知ったのは硬式テニスを始めてからでした。

サラッとしているから滑りやすいとかそういうわけではなく、また吸水性がウェットよりもあるかというのも違います。

手汗が多い人にドライタイプをすすめる人がいますが、正直間違っていると思っています。ドライタイプはサラッとしているからと言って吸収性が強いわけではありません。

上記の通りで、ドライだから手汗に強いというわけではないので注意ですね。

ドライがおすすめな方はペタペタとした感覚に慣れない、ウェットにしてから時間がたってからの感覚が好き、という方です。

ドライグリップをいくつか紹介します。

▲トーナグリップ。ドライグリップの定番中の定番です。特有の青いグリップが特徴ですね。
マレーが使用していることでも有名ですよね。ただ、耐久性はかなり低く、かなり頻繁に交換する必要があります。ウェットの半分の時間で交換が必要になるかと。

▲ルキシロンのエリートドライグリップ。こちらはトーナグリップよりも耐久性を高くしたグリップ。開発に6年もの歳月を費やしたメイドインジャパンのグリップです。

▲BabolatのプロチームSPグリップ。こちらはシルキーパウダーを塗布していて、それが程よいサラサラ感を保ちます。パッと見たときはドライに見えませんが結構評判も良いです。

手のひらに滑り止めを塗布

握った感触にこだわりのある錦織圭も滑り止めを手のひらに塗布しています。

他の選手で使用しているところはあまり見ないのですが、錦織圭は打感も独特のフィーリングを求めている選手ですので、特にこだわりが強いことが伺えますね。

▲PD9 GRIP用滑り止め。手に塗布することで滑り止め効果をもたせます。
かなり評判も良い上に1000円で買えるのでコスパも良好。

一つ持っておくと結構長く使用できるので常備しておくと良いです。

ただ、やはり滑り止めを塗布することでグリップ感覚が変わってしまうこともあるので試しに使ってみて、常用するかを決めるべきですね。

リストバンドを着用する

リストバンドのイメージといえば、汗をその場で拭うためのタオルを手首につけている、と思っている方もいるのではないでしょうか?

にとろ
にとろ

プロでもないのにリストバンドってカッコつけかな?と思う人は甘いです。リストバンドの有無でプレイの精度はかなり変わりますよ。

リストバンドの目的はカッコつけではなく、汗を拭うためと腕の汗を手のひらに流さないためです。

高校時代はリストバンドなんてつけてなくて、それこそ手汗に苦しめられました。

大学時代にはじめてリストバンドを着用してプレイをしたのですが、一気に手汗に悩まされることがなくなりました。

テニスというスポーツがラケットをスイングするスポーツなので、スイングしたときの遠心力もあって手のひら側に汗が流れてくるんですよね。

お察しの通り、僕の場合は手汗と思っていた汗の大半が腕の汗だったのです。

おそらく、手汗でグリップが滑ることに対して悩んでいるプレイヤーのほとんどが、僕と同じように「腕の汗」によってグリップが滑ってしまっていると思います。

騙されたと思ってリストバンドを着用してみてください。世界が変わります。

大げさかと思うかもしれませんが、真夏にリストバンドをつけるのとつけないのとで、それくらいの差があると行っても過言ではないです。

あとは、顔の汗とかも簡単に拭けるのがよいですね。

リストバンドはまず利き手には必須ですね。もう片方は自由です。

右利きなら右手は腕の汗をせき止めるため。左手は顔の汗を拭くため、と目的が変わります。

いくつかおすすめを挙げておきますね。

▲NIKEのダブルワイドリストバンド。普通のリストバンドよりも長いタイプですが、だからこそ吸水性は抜群です。顔も拭くのに十分です。

普通に短いタイプでも腕の汗をせき止めるのは十分目的を果たせます。長いリストバンドだと蒸れるという人は短いリストバンドで十分ですね。

手汗でグリップが滑ることによるミスを減らす方法 まとめ

3つの手汗対策

  1. グリップテープを交換する
  2. 滑り止めを塗布する
  3. リストバンドを装着する

特に、リストバンドを着用してない方は一度試してみてください。

腕から流れる汗が大半であることが理解できるはずです。

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この記事を書いた人

名古屋市在住。1991年生まれ。メーカー勤務のサラリーマンテニスプレイヤー。高校時代にソフトテニス部で3年。大学では硬式テニスに転向し、体育会テニス部で4年間。社会人になった現在も最低週1〜2回のテニスは欠かせない。得意なプレーはバックハンドスライス、ドロップショット。打たせてミスを誘うシコラー。

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