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【転職活動】夢を追ってやりがいを求めて会社を辞めるという選択【何を重視すべきか】

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転職する人が増えてきている

就職してから6年も経つと、後輩達も結構な人数になる。同期の中でもチラホラと会社を辞めていく人間はいて、理由を直接聞いたわけではないけれど、人づてに退職理由はなんとなく情報として入ってくる。

退職理由としては女の同期は結婚して地元に帰るからというのが多く、男は専ら転職するからというものだ。ただ、結婚して地元に帰るというのは表面上の理由であって、真因ではない。

結婚しても続ければいいし、なんなら結婚相手の勤務先近くに転勤するように交渉すれば良いはずである。結婚してやめるというのは、今の職にそれほど満足していないから、というのがズバリの理由だろう。辞めたいと思っているけれど独り身では働かなければ生きていけない。転職で失敗したら今のキャリアが崩れるのではないか。そんな不満や不安が入り混じって独り身でいる間はなんとか踏みとどまっていたが、結婚を機に退職を決意した、そんなような印象。そして一定期間のリフレッシュを経て興味のある職種へ転職しているようだ。

転職に関してはやはり現状の環境を変えたくて転職活動するのだから現職では求めてるものと合わなかったり、新しい目標を見つけて次に行くのだろう。現職がブラックだったり、仕事が楽しくなかったり、理由は様々だ。私の所属している会社は仕事が辛いとかついていけないから辞めるという人は稀で、基本的にはキャリアチェンジやステップアップを目的とした転職が多い。

正直なところ、現職はヌルい。社内の雰囲気自体がヌルくてこのままこの会社にいて自分は成長出来るのか。そんな疑問を抱きながら日々を過ごしている社員が多い。
そこでとどまっているのは、以下のような感じの人。

  • リスクを負ってまで転職したくないという人
  • 現在の待遇でひとまず満足している人に
  • やりがいみたいなものを求めて転職したいと考えているが待遇は落としたくない人。

職を辞するのは簡単

職を辞するというと大それたイメージがついてしまうが、実際は近年の転職事情は最早ファーストフードそのものである。転職エージェントに登録して面談すれば希望に沿った求人を探してくれる。あとは自分が受けるかどうか、現職をやめて行く気があるかどうかを腹に決めて面接を受けるだけである。

私も何度もエージェントに登録して転職活動をおこなってきた。転職活動自体にはリスクはなく、無料で行えるから、今の職場に不満が残るなら移動することは容易い。ただ、転職でその不満を払拭できるかどうかはまた別の話である。

転職すると生涯賃金は落ちるのか?

一般に、転職すると生涯賃金が落ちると言われている。今では一概にそんなことは言えないのかもしれないが、日系企業から同等の日系企業に移る場合はその可能性が高いと言えるだろう。転職先は現職の給与を考慮して転職後の給与を提示してくるが、よほど中小から大企業に移らない限りは給与は年功序列のレールに乗っかることがほとんどだと思う。そうなると転職後の給与は横ばいか少し上昇するかどうかといったところだろうか。

そうすると、転職で給与が少し上昇した人は満足感を得るかもしれない。だが冷静になってほしい。賞与はどうしても一回分はもらい損ねるだろうし、転職後に確実に昇格ができるかどうかは実力次第。新卒のプロパーよりも求められるハードルが高くなる傾向にある。

もうひとつ。それは退職金の存在。退職金は企業にもよるだろうが、退職時に勤続年数や階級に合わせて会社が支給するものである。退職金制度自体が古臭く、今の社会情勢に合っていないという話もあるが、現状社内規定で定められている対象者には会社が存続していればもれなく貰える制度であり、もし退職金制度が廃止されるのであればそれまでに積み立てていた資金は社員に還元されるだろう。

以上のように賞与、出世のしやすさ、退職金を理由に結局生涯賃金は上がらないことが多いと思う。

ただ、例外はもちろんあって、引く手数多なスキルを持っていたり、これから伸び盛りの職種であれば生涯賃金の向上も狙える。

自由に使える時間を求めて転職する

自分が自由に使える時間を増やすために転職をするという選択がある。

毎日定時で退社出来たり、休日が多かったり、有給をとりやすかったりといった職場を求め、その代わりに賃金は下がっても構わないという考え方だ。

現職は平均残業時間が30~40時間程度となっており、平均して毎日19時前後に退社するようなイメージだが、これよりも早く帰りたいのに自分のコントロールできる範疇では早く帰ることが出来ないとか、土日出勤が定期的に命じられる場合などは時間を求めて転職してもよいだろう。

会社に入る前と後とでは考え方が変化する場合がある。実際に働いていくと体力的にしんどくなってきたり、結婚を機にプライベートに時間を割きたくなったりするものだ。

特に、シフト制の仕事をしている場合は、土日祝休みの仕事に転職するパターンはよくある。現在シフト制の職場で働いている場合は、転職活動において面接の日程調整を難なく行えるため転職するパワーも少なくて済む。

時間を求めるというものの実際に働いてから思っていた体制と異なっていたり、意外と残業が多かったりする。どうしても平均残業時間という数字のみでは本来の職場の体制を把握することは難しい。

あらかじめエージェントに自分の希望を確実に伝えるとともに、口コミサイトやインターネット上のうわさレベルでも情報収集をすると良い。口コミサイトを信用できないという意見もあるが、火のない所に煙は立たぬということわざもある通り、それなりに信じてもよい。

ただこの場合は、口コミを投稿している投稿者の職種、職位を注意して調べること。

毎日定時帰りできますという口コミがあったとして、投稿者が派遣社員だった場合はほとんどあてにならない。派遣社員と正社員とでは求めているハードルが異なる場合が多いため、派遣社員は定時で退社できるが正社員が残業している職場は多々あるからだ。

やりがいを求めて転職する

やりがいを求めての転職。最近増えているように思う。特に会社での業務に慣れてきた3~5年目の若手社員に多いように思う。

日々の業務に慣れて一通りの作業を自分自身でやれてしまうようになると、今度は仕事が退屈になってくる。退屈な日々を毎日送ると、何のために自分は働いているのだろうかと、疑問を抱くようになる。

もっと刺激のある職場で活躍できるのではないか、長い人生のなかでこの会社に命をささげても良いのだろうか、そんな疑問が日に日に大きくなる。大抵、上司にそんなことは相談できないだろうし、同期は共感する人間がほとんどだろう。職場の先輩が唯一の相談相手となりうるが、近くに相談できるような先輩がいない場合は、早いうちに転職してしまうことが多い。

職場の先輩に関しても、現在の職場を大絶賛しているわけではなく、ズルズルと残ってしまっていることも多い。先輩なりに話を聞いてくれればいいのだが、結局転職をしたいという思いが募り始めると転職を止めようとする先輩は耳障りになってくる。そんなときは、おおよそ自分の中で方針が決まっていて、その方針が間違っていないかを確認したいケースが多いように感じる。

先輩に転職経験がないとなると一つの職場しか知らない先輩にアドバイスされても説得力が感じられない。

ただ、ネットに蔓延している退職エントリの中には、退職したことを後悔している記事もあるため参考にしてもよいかもしれない。大企業に就職すると、役割分担がはっきりしているため、自分の担当職務は大したスキルがなくても遂行できるようになっていることが多い。これを仕事にやりがいがないといって転職すると、転職先で激務に見舞われたり、表面に現れている格好いい宣伝文句に踊らさられピエロとなることもあるので注意が必要だ。

人間関係を理由に転職する

上司と合わず、同期や先輩に吐き出せる存在がいない場合は人間関係を変えるために転職するというのはある。注意したいのは転職しても現状の人間関係はリセットできるが、新しい職場で相性の合う上司に巡り合えるか、ということ。

会社が違えば社内の雰囲気も変化するので社風である程度の傾向はつかめるだろうが、表面的に見えている社風と、社内からみた社風は全く異なる。そのため、転職前にその職場の人間関係が問題なく構築できるかは確信できない。

ただ、世間一般にブラックと呼ばれるパワハラ、セクハラまがいの言動が蔓延っているような職場の場合は、迷わず転職することをお勧めする。ただ、その際にはがむしゃらに次職場を探すのではなく、前述した賃金・時間・やりがいも一緒に天秤にかけた上で最良の選択をすべきである。

なんで転職したいのか?を見つめなおしてみる

生涯賃金で劣るとしたときに、転職をあきらめるかどうかは、前述した要素で何を重視すべきかを考えて決めるべきだ。

人生の大きな選択は間違えたくないし、ただなんとなくというふわふわした理由で決めるものでもない。

自分がこの先何を大切にして生きていくか、やりがいという見えない要素をどこまで現実に引き寄せるか。といったボーダーラインのようなものをあらかじめ決めて転職活動に臨むべきである。

まずは自分の市場価値を測ってみたり、求人をみるだけでも面白い。

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この記事を書いた人

名古屋市在住。1991年生まれ。メーカー勤務のサラリーマンテニスプレイヤー。高校時代にソフトテニス部で3年。大学では硬式テニスに転向し、体育会テニス部で4年間。社会人になった現在も最低週1〜2回のテニスは欠かせない。得意なプレーはバックハンドスライス、ドロップショット。打たせてミスを誘うシコラー。

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