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転職面接では苦労した経験を話せるようにしておこう

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希望の就職先につくためには、面接への備えは欠かすことができません。

就職採用試験では、採用担当者との面接試験が必ずあります。

面接試験に通らなければ、希望する会社に入社することはできません。

面接に臨む時には、できるだけの準備をして、万全の体制を整えるようにしましょう。

目次

苦労した経験を話せるようにしておく

どんなに立派な人間であっても、面接の場でしくじってしまえば、相手に評価されることはなく、不採用になります。

相手の質問に対してスムーズに回答を出せるようにしておくことが、面接対策の基本ですね。

わかってはいるものの意外と整理できないまま面接に望んで撃沈するというパターンはあるあるですね。

私も転職活動し始めたときはなかなか自身が行ってきた業務やその苦労した経験をうまく話せずにそのまま一次面接で落とされました。

なぜ落ちたのかは面接の手応えが悪かったので明白でした。

最低一つは苦労した経験を話せるようにしておきましょう。

苦労した経験無し、はNG

基本的には苦労した経験なしはNGです。よっぽど有能で優秀な方は仕事で挫折した経験は無いという場合もあると思います。

しかしながら、面接の場においてはこの話のネタが最重要と言っても過言ではないので、「苦労した経験はありません!」なんて言わないようにしましょう。

苦労した経験が本当にない場合は、自分以外の誰かや他部門の人間や顧客と調整して達成した改善業務について話すと良いです。

当たり前ですが、この時、面接の場で話すことと、履歴書に書かれたこととで、食い違いが出ないようにしましょう。

STARというフレームワークに沿って話してみよう

STARというフレームワークはご存知でしょうか。

「STAR」は、「S(Situation:状況)」「T(Task:課題)」「A(Action:行動)」「R(Result:結果)」の頭文字から形成されたモデルの名前です。

これに沿って情報を整理すると、考え方や行動、その行動をとった思考プロセスが明確になり、面接官に伝わりやすいです。

自分が話すときにもこのフレームワークが頭に入っていれば、暗記しなくてもスムーズに話せるようになります。

STARを使った例

これは実際に私が面接で話した内容になります。もちろん特定を避けるためにアレンジしております。

このSTARに沿ってよどみなく話すことができたおかげで、論理的思考という点で高評価を得られ、内定をいただくことができました。

S 物流センターにおいて従来行っていた輸出包装作業の売上が減少する計画となり、別の手法で売上、利益を確保しなければならないという状況になりました。そこで、在庫保管数を増やし、保管料で売り上げを拡大することを目標とし、そのために今ある保管エリアの拡大が急務となりました。
T 従来の倉庫保管は逆ネステナを2機積み重ねて配列することで3段積みで保管しており、同じ手法ではレイアウトを変更したところで保管間口数は増えないことが事前の調査でわかっていたので、どうやって保管効率が上げていくのかというところが課題でした。
A 建物のスペックは決まっていたので、その中でやり方を考えるのですが、一つは縮小傾向ではあった包装職場のエリアを縮小すること、もう一つは新たに重量ラックと専用のフォークリフトを導入し、従来よりも狭い通路で保管ができるようなレイアウトを設計しました。
 包装職場のエリア縮小では、単に物量が減ったから縮小できるわけでもなく、現在行っている作業がどういったものなのか、というのを要領書や、事務所側担当者、現場リーダーにヒアリングして、作業のやり方を一つずつ見直すことで少人化を図りつつエリアを縮小し保管エリアとして活用することが出来ました。
 重量ラックについては、ネステナと異なり、棚板高さを変えられるというメリットがあり
導入を検討しました。パレタイズされている荷物の高さを調査し、最適な棚板高さを設定しました。これにより、ネステナ保管では3段分しか確保できなかった間口が、4段分確保できるようになりました。また、専用のフォークリフトを導入することで、従来の半分程度の通路幅で作業が出来るため削減できた通路幅分、重量ラックの列を増やすことができました。
R 最終的に合計で約1000PL分の保管能力を向上することができ年間約1200万円の保管売上を向上させることが出来ました。

どうでしょうか?物流業界の話なので他業種の方は、あまりピンとこないかもしれません。私の場合は同業への転職だったので、話は問題なく通じました。

それにしても結構長いですよね。でも実際の面接でもスムーズに話せると2分以内に話すことができる分量になります。実際の面接では大きな改善をした経験について詳しく教えて下さい、という質問内容でした。話す内容は苦労した経験を聞かれても同じことを話すつもりでした。

予めSTARに当てはめて作ってあるので、完璧に暗記しなくても本番で記憶が飛んでしまうことはありませんでした。

一言一句間違えずに話そうとすると焦りが出てしまうと思いますので、冷静に自分のペースで事前に組み立てたストーリーを思いながら話せばOKです。

あとは作った原稿は自分の言葉にしてください。無理に難しい表現を使おうとするとわざとらしくなるので普段使う単語で文章を組み立てるようにしてください。

また、話し言葉になるととたんに一言が長くなる傾向があります。作文のときは一文を短く、と口を酸っぱくして教わったのにも関わらず、です。

まとめ:苦労した経験をSTARに沿って話せるようにすること

今回は転職でかならず聞かれる質問への答え方についてお話しました。

ポイントをまとめました。

苦労した経験についてスムーズに話せるように準備しよう。
STARのフレームワークに沿って話す用にしよう。
原稿は完璧に覚えようとせずに自分の言葉で話すようにしよう。
本番のときも頭の中でSTARに沿って話をするようにしよう。
 
面接のポイントについては今回以外もたくさんポイントがありますので随時まとめていきたいと思います。
 
ご覧頂きありがとうございました。ではまた。
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この記事を書いた人

名古屋市在住。1991年生まれ。メーカー勤務のサラリーマンテニスプレイヤー。高校時代にソフトテニス部で3年。大学では硬式テニスに転向し、体育会テニス部で4年間。社会人になった現在も最低週1〜2回のテニスは欠かせない。得意なプレーはバックハンドスライス、ドロップショット。打たせてミスを誘うシコラー。

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