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【一人旅の旅行記】夏休みにカメラ片手に金沢に行ってきたので行ってきた場所を紹介する【海鮮丼ではなく寿司屋に行け】

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変わったことに夏休みが7月と8月に分かれている弊社。お盆休みは日本全国おやすみになるので人混みが厳しいし宿泊先も取りづらい。

というわけで世間一般的にただの平日である7月のとある日に2泊3日の金沢旅行に出かけてきた。

例に漏れず、嫁は平常営業だったのでひとり旅。

ひとり旅の経験は意外と少なく、というか初めてだったので、これから初めてひとり旅いくよ。という人の参考にでもなればと思う。

名古屋在住で弾丸で旅行にでも、というわけでどこに行こうかという点でかなり迷った。

なんとなく北陸に入ったことなかったので北陸にしようかな、と軽い気持ちで決めたのが金沢。

北陸で言えば福井とか富山も選択肢にはあった。なんとなくのイメージだが金沢が一番発展していて、かつ海鮮が美味いイメージがあったので金沢に決めた。

別に金沢だろうが富山だろうが福井だろうが海鮮は名古屋より美味しくいただけるのかもしれないが、あくまで個人のイメージなので福井・富山出身、在住者は気を悪くしないで欲しい。

愛知県出身というと「ああ、名古屋ね」のイメージと同じと思って欲しい。

本当に無計画の旅なので予定をきっちりと決めたい人はこの旅行記を見てフラストレーションが溜まるかもしれないが、世の中にはこんな呑気な人がいるんだなと見守っていただきたい。

目次

最初に決めたのは宿

宿は会社の福利厚生で一泊あたり3000円が割り引かれることもあって、提携サイトで金沢駅周辺のホテルを検索。

過去にめちゃめちゃ安いホテルを予約して後悔したことがあるので、ホテル代はあまりケチらなかった。正確には、高いホテルを泊まるというよりは口コミ評価が高そうなホテルを選択。

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三井ガーデンホテル金沢を予約する

宿泊したホテルは三井ガーデンホテル金沢。

新しいホテルで各地方で次々とオープンしているようだ。

新しいだけあってホテルは綺麗だし、スタッフの対応も問題ない(チェックインアウトだけなのでスタッフの対応が悪いことなどほぼ皆無だが)。

このホテルにきめたのは一つ理由があって、大浴場があるためだ。旅館だと大浴場というのよくあるのだが、ホテルとなると部屋に備え付けの風呂があるのみの場合が多い。

ホテルの風呂といえば海外式のトイレ一体型。べつにどうってことないが、せっかく旅先なのだから広い湯船に浸かりたいと思うのは当然だろう。

検索した時に大浴場付きというのを確認して即座に予約した。シングルの予約枠がなかったので無意味にツインルームを抑えた。

定価で泊まるとなるとかなりお高いみたいだが、一泊9000円程度で泊まることができた。福利厚生を使って実質一泊6000円程度ですんだのはかなりありがたかった。

名古屋から金沢へ

金沢に行く前日まで全く無計画で、ホテルを予約したことで満足してしまっていた私は、前日寝る直前に明日乗る列車を調べた。

旅行のために早起きするのもきつかったので、10時ごろに目覚めて11時過ぎに名古屋をでる列車を選択。

iPhoneアプリのNAVITIMEで検索した時間帯の特急列車しらさぎに乗ることを決めた。

家の最寄駅からJR線を使って名古屋駅に着いてあとで、特急列車だから通常のICカードでは不十分であることに気づき、ひたすらチケットの購入方法を調べた。

駅のホームで色々調べて、電子チケットなるものがあるみたいだと分かり、すぐさまユーザー登録して目当てのチケットを探したが結局見つけることができなかった。

JRの各WEBページは初心者に優しくないとつくづく思ったが、同じJRでも東西で別会社だったりするので仕方がないのだろうが、アプリみたいに検索して一発で購入できる仕組みにして欲しい。

完全に私ごとだが、格安SIMで3GB契約で通信制限ギリギリだったのでかなり焦ったものだ。

目当ての列車の時間が迫っていたので、通常の手続きを踏んでチケットを買うべきだと判断した私は一度改札を出た。

おそらく改札内からではチケットを購入できないと判断したためだ。本当にそうなのかはわからないが、改札を出たすぐのところに券売機があり、新幹線とおなじ券売機で購入できることがわかった。

券売機のメニューを人差し指で一つ一つ選択し、無事チケットを入手できた。ありがたいことにJRの券売機はクレジットカード決済が出来るのでキャッシュレス派の私としてはかなりありがたい。

学生時代はクレジットカードで決済できるなんて知らなかったが、使えることに気がついてからは専らクレジットカード決済を利用している。

米原経由で金沢。途中で席が回転。

チケットを購入して何とか予定通りの列車に乗ることが出来た。

席は自由席だったが、東京方面の新幹線とは違って席は余っていたので無事座ることが出来た。

無事席について出発すると一安心して音楽を聴いているうちに寝てしまっていた。気が付くと周りがガチャガチャと席を回転し始めたのでもう金沢について折り返しになってしまったのかと少し焦った。

実際には米原に到着したところで、米原から金沢に向かうのには列車の頭が逆になるから終点ではないのに席を回転する必要があるのだと知った。

私と同じくその事情をあまり知らない客がちょうど真後ろにいて、私が立って席を動かそうとしているところでようやく気が付いた。

なんと言ってよいのかわからなかったので、小声ですいませんとだけ会釈したが、あの時の微妙な気まずさは何とも言えない。

米原を出発すると金沢まで再び寝た。もともとは漫画を読んでいたが、車内でうとうとしてしまって気が付くと寝ていた。

金沢に到着、駅のそば屋で腹をこしらえる

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ひと眠りして金沢に到着したのは15時過ぎだった。起きてからじゃがりこしか食べてなかったので、お腹がすいていた。昼どきはとっくに過ぎていたので軽食で済まそうと考えたところ、駅中の観光案内所の隣にそば屋を見つけたので立ち寄ることにした。

観光案内所の隣にあるそば屋なので有名なのかと一瞬考えたが、よくある駅の立ち食いそば屋さんのようなものか。店名に加賀とついているので地元のそば屋ではあるのか。

エビのかき揚げそばをいただいた。立ち食いで背負っていたバックパックが重かったが、美味しかった。

加賀 白山そば – 金沢/そば [食べログ]

金沢駅をでてホテルへ

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とりあえずホテルにチェックインをしようと駅を出た。駅からホテルまでの道のりはおそらくバスがあったのだろうが、バス停がいくつもあって待つという気分でもなかったので歩くことにした。

駅からホテルまでは徒歩で15分程度かかることはGoogleが教えてくれたが、そばを食べて元気になったので余裕だと思った。

駅を出るとよく見るモニュメントを実際に目にした。おそらく写真を撮っているのは観光客なのだろう。そして地元民は気遣ってこのモニュメントの真ん中を避けて端を通るということも聞いたことがある。本当かどうかは定かでないが。

手帳型(磁石付)のiPhoneケースにしてから地図の方角が逆方向を向いたiPhoneXRを片手にホテルまで歩き始めた。

梅雨時ゆえに湿度が高くムシムシしていた。セミはまだ鳴いていなかったが、背負っていたバックパックによって背中は蒸されてぐっしょり濡れていた。

途中コンビニでポカリスエットを購入し、一口二口と飲んでは歩いた。横断歩道のある信号で足を止めると、汗で濡れたアトピー肌の膝裏がかゆくてかがんで掻いていた。

痒いのを我慢しながらようやくホテルに到着。向かいにはちょっと流行りのカプセルホテルとビジネスホテルのフュージョン、FIRST CAVINがあった。漫画喫茶気分でいつか泊まってみたいとは思いつつ、旅行先で泊まるのはちょっとないな、と思った。

ホテルのロビーは強めの空調が効いていて、外から来た身体を一気に冷ましてくれた。チェックインが終わり部屋に入る。ツインルームなのでベッドは二つあるが使うのは一つ。とりあえず荷物を置いて冷房を入れた。汗が引くまでしばらく部屋で休んでいた。

涼みながら金沢の観光地を適当に調べてみた。主計町茶屋街と付近のあかり坂、暗がり坂をおすすめしている記事を見つけたので、目指してみることにした。

主計町茶屋街・あかり坂・暗がり坂

徒歩でも行けなくはない距離だが、夕方といえどまだまだ暑かった。調べるとレンタサイクルが整備されていたので、それを利用することにした。

iPhoneの狂った磁石には苦労した。もともと方向音痴なので地図がその通りの方角を示してくれないのは困った。地元であれば問題ないが、初めて訪れる土地でいちいち目の前の店を目印に地図を照らし合わせる作業は面倒だった。自転車なのでその都度止まってポケットから取り出す作業を繰り返して、何とか到着。

ブログでおすすめされたあかり坂と暗がり坂を探して付近をふらふら。

もっと観光地っぽくなっているのかと思ったが、全然そんなことはなく、裏路地にポツンとあるだけだったので少し拍子抜けしてしまった。写真の腕がなくてうまく映せないのもあるが、日中のそれは実物も大してフォトジェニックではない。

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あかり坂は手前にある八巻の提灯が良い感じだったが、坂と言いながらも階段じゃないかと突っ込みたくなるものだ。手すりが銀色なのも現代を感じさせる。

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暗がり坂は隣にある民家の室外機からぽたぽたと落ちる雫がアジサイの花に落ちていたのがノスタルジックだった。

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あかり坂・暗がり坂につながる路地裏は独特の雰囲気だった。自分と同じ観光客らしき人もちらほら居て狭い路地で少々気まずく感じた。

特にお店がやっている雰囲気でもないのでその場を後にし、付近をぶらぶらすることにした。

ひがし茶屋街

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ひがし茶屋街を歩いた。日曜の夕方ということで観光客は徐々に帰路についているようで人は思ったより少なかった。

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特に連休というわけでもないため日本人は少なく、外国人観光客が目立った。

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VILLE DE CROQUETTEというコロッケ専門店。

いくつか種類があるうち、最もスタンダードなポテトコロッケを購入。購入するとその場で揚げてくれる。所要時間は5分程度。

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普通のコロッケと違って円柱状というか、棒状のコロッケ。

揚げたてを美味しくいただく。

値段は観光地価格なのでよくある肉屋のコロッケよりも少々お高い260円。

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はす向かいの烏鶏庵。烏骨鶏の卵を使用したソフトクリームを見つけたので閉店間際にお邪魔した。

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金箔付きだと700円だったが、インスタ映えを狙うJKでも無いので金箔なし500円のもの。

カスタードクリームのような濃厚な甘みあり、プリンのような風味もある。

金沢の繁華街 片町

夜は片町に向かい、地元の飲み屋の雰囲気を堪能。

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繁華街を歩くと、一角に金沢中央美食街の文字を発見。

事前に調べていたが、カウンターのみの小さな飲み屋が長屋の一角に連なっており、はしご酒を楽しめるというもの。ただ、日曜日の夜ということもあって、やっているお店は少なかった。

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営業している数少ないお店に恐る恐る入ったところ、普段は日曜日はお休みだが、今日は予約があったので営業しているとのこと。予約者らしき4人グループが店内にはいた。

5人入ればいっぱいのようなお店で予約なんてあるものなのかと不思議に感じたが、常連になれば、「今日やってる?」という感覚で連絡をするのだろう。

すでに入店していた客の4人が同一グループであることを察して、私からは声をかけることが出来なかった。

店主は気遣ってくれて、見慣れない私をすぐに観光客だと見抜いた。ビールを注文してツキダシのミックスナッツと一緒にしっぽりと飲んでいると、何をしに金沢に来たのかを聞かれた。

「いや、ただの弾丸旅行なので何も決めてないんですよ」と正直に言うと、寿司は食べたほうが良いよ、と店主。

観光客がよく食べる海鮮丼は地元民はめったに食さないらしい。どうやら海鮮丼は観光客向けに作られたようなものらしく、すでに乗っている具材が決まってしまっているため、ご当地の新鮮な魚を食べたいなら寿司がおすすめとのことだった。

転々とはしご酒をする予定だったが、4人グループの会話を横で聞くのもなんだか楽しかったので、なんだかんだ1時間半ほどその店にいた。それに気づいた店主が、

「話聞いてるだけでも退屈しないだろう?」

といったので、4人グループの会話にすこしだけ混ぜていただいた。

飲み屋で知り合いになるとか、意気投合して仲良くなるとかそういうシチュエーションに憧れがあって、今回の旅の中でも少し期待していた。

今回は連絡先を交換とか、そんなことにはならなかったが、旅先で地元の人とコミュニケーションが取れたのはとてもうれしかった。

その店を後にして、100種類のビールが飲めるというバーに入った。すでにさっきの店で4杯ほど飲んでいたため、たくさんのビールを飲むことが出来ず、1杯だけいただいた。

やはり日曜日ということで私以外に一人客がいたが、私が入ってから入れ違う形でお店を出て行ってしまった。

他のお客もおらず、バー初心者である私にとっては、マスターとの二人きりはまだ早いように感じた。マスターも特に話しかけてくるわけでもなく、微妙な距離感を保っていた。

とくにやることもなく、手持無沙汰だったのでカメラを手にしてその日撮影した写真をゆっくりと眺めながらビールを飲んだ。

ビールを飲み比べて感想が言えればいいのだが、知識もボキャブラリーも足りず、すでに酔っ払った私には普段のビールと違う独特の風味があるということぐらいしか言葉が出てこなかった。

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飲んだのはマレッツブロンドというビール。甘くてフルーティな印象だった。

バーを後にしたあと、フラフラになりながらも締めのラーメンを食べてタクシーでホテルに帰った。

翌日、大國鮨へ

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大國鮨 (大国鮨) – 北鉄金沢/寿司 [食べログ]

前日に飲み屋の店主から聞いたお勧めのお店にランチで行くことにした。ランチなら3000円程度で手ごろにいただけるとのことだった。

11時半頃に早目のランチで入ったが、カウンターにはすでに2組の先客がいた。カウンターに座る。一人で良いのは、空きがあればどこにでも入っていけることだろう。その代わり少し寂しく感じる瞬間がある。

2000円と3000円のコースがあったが、当然3000円のコースを注文。

寿司は2貫ずつ提供された。寿司屋といえば普段は回るタイプしか行かないし、回るタイプのなかでももっともリーズナブルないわゆる100円寿司で満足するタイプ。

そんな私でもこれは美味いと思ったのがノドグロだった。鯛とかブリとは異なり、デリケートな触感だった。口に入れると同時にじんわりと脂が広がり、身が溶けていくように感じた。

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真夜中の金沢駅、あかり坂、暗がり坂

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夜の金沢駅はきっとライトアップして綺麗なんだろう。そう思ったので、夜は金沢駅を見に行こうと決めていた。

しかし、二日目も初日同様に飲み歩いていた。金沢に住んでいる大学の後輩と連絡が取れたためだ。

後輩は次の日も仕事だったので22時前には解散したものの、なんだか飲み足りずにあたりを散策して飲み歩いているうちに時刻は1時を回っていた。

歩いて金沢駅に行く元気はなかったのでタクシーを捕まえて金沢駅に向かった。

深夜1時過ぎにタクシーに乗って、ライトアップしているかどうかをわざわざ確認する客は私以外いないだろう。当然ライトアップは終わっており、あたりは真っ暗だった。

ベンチを照らす足元のライトがむなしく光っていたが、悔しかったのでiPhoneで撮影して明るくしてみた。

飲み歩くのにカメラを置いていたので撮影はiPhoneのみ。前回使っていた6S よりも圧倒的にきれいに映ったので満足。

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昼間訪れたあかり坂もそのまま目指すことにした。深夜にこんな裏路地を徘徊していたら確実に不審者であるが、ただの観光客の散歩。許していただきたい・・・。

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どちらも昼間よりも圧倒的に夜の方が雰囲気があり、綺麗だった。

金沢駅からあかり坂まではさすがにタクシーを控えて徒歩で向かったが、飲み歩いた後だったので結構きつかった。途中、雨に見舞われたが、傘も持っておらず、無防備に雨に打たれながらあかり坂を目指した。

あかり坂に到着したときには雨はかなり弱くなっていたものの、長々と降り続いていた。濡れたシャツの先端でiPhoneのレンズを拭うのだが、水滴が完全には取れなかったので、街頭の光をもろに食らってフレアを起こしている。

また、寿司を食べたい

なんだかんだで初めての一人旅は終わり、金沢を後にした。

今回はレンタカーも借りずに徒歩+レンタサイクルだったので行動範囲はかなり制限された。もし次回も立ち寄るのなら、レンタカーを借りての移動をしたい。

基本的に暑いのに耐えられないので夏場は特に車が必要だと痛感した。

すでにもうあのノドグロを欲している自分がいた。

そういえばあれが初めてのノドグロだった。

名古屋ではめったに食べることが出来ない。

土日で行ける距離なのでまた弾丸で行くのもありかもしれない。

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この記事を書いた人

名古屋市在住。1991年生まれ。メーカー勤務のサラリーマンテニスプレイヤー。高校時代にソフトテニス部で3年。大学では硬式テニスに転向し、体育会テニス部で4年間。社会人になった現在も最低週1〜2回のテニスは欠かせない。得意なプレーはバックハンドスライス、ドロップショット。打たせてミスを誘うシコラー。

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