テニスを初めて何年も経つと今のラケットじゃ物足りなくて、もっと自分にあったラケットを使いたくなってくると思います。
今使っているラケットだと吹っ飛びすぎてしまう…
打感がぼやけてコントロールしづらい…
プレイスタイルに合わせてラケットを買い替えたい!
という悩みの方向けの記事です
この記事では
というあなたのために、テニス歴10年超の私が
について解説しています。
上級者向けのテニスラケットも沢山の種類があります。
今回は12本のラケットを紹介いたします。プレイスタイルに合わせて好きなものを選べば問題なしです。
そのなかでも特におすすめしたいラケットも知っていただきたいので、ランキング形式にして、お伝えしていきます。
ベスト3は先にお伝えしておきます。
社会人になっても続けて現在テニス歴10年を超えています。
ソフトテニスからの転向者や初めてテニスをする方にアドバイスできるくらいは経験しています。
プレイスタイルでテニスラケットを選ぶ
テニスラケットが沢山の種類発売されていることもあって、プレイスタイルも多様化しています。
スピン中心で安定したストローカー向け
スピン中心で長いラリーで相手の体力を奪うタフなプレイヤーにおすすめなラケットの選び方は以下の通りです。
スピンはスナップバック(ガットのたわみもどり)によって発生すると言われています。
スナップバックが起きやすくそれでいてパワーも出る上記条件に合致したモデルがおすすめです。
フラットドライブで相手の時間を奪うプレイヤー向け
ボールを潰してフラットドライブで相手の時間を奪うプレイヤーにおすすめなラケットは以下の通りです。
フレーム形状はボックス形状かボックスとラウンドの中間モデルだとボールを潰している感覚がつかみやすく、自然とフラットドライブが打ち抜けます。
ストリングパターンは16×19がおすすめですが、よりハードヒットしたい方はストリングパターンを細かくしてみても良いです。
コントロール重視で打ち分けるプレイヤー向け
ボールコントロール重視のプレイヤーにおすすめなラケットは以下の通りです。
フレーム形状はボックス形状かボックスとラウンドの中間モデルだとラケットがボールを掴む感覚を感じやすく、コントロールしやすいと思います。
ストリングパターンは16×19がおすすめで、振り抜きの良いフェイスサイズのモデルが合います。
ダブルスメインのボレーで決めたいプレイヤー向け
ダブルスメインでボレーを決めたいプレイヤーにおすすめなラケットは以下の通りです。
フレーム形状はラウンド形状かボックスとラウンドの中間モデルだと際どいときもアシストが効いてボレーが深く沈められます。
ストリングパターンは16×19がおすすめで、フレームは固めでパワー負けしにくいモデルが合います。
打感でテニスラケットを選ぶ
インパクト時の衝撃はとても重要な情報減ですので、打感に気をつかうプレイヤーは多いです。
錦織圭選手は打感の違いに敏感でとてもこだわりが強いというのは有名な話です。
弾くような打感でボールを飛ばしたい
弾くような打感でボールを飛ばしたいというプレイヤーにおすすめなラケットは以下の通りです。
フレーム形状はラウンド形状のフレックスが硬い(RA値が高い)ラケットがおすすめです。
ボールをしっかりと弾くのでパワーあるショットが打ちやすいモデルが多いです。
スッキリした打感が好きだけど飛びすぎるプレイヤーの方は98インチモデルを選びましょう。
掴むような打感でボールを飛ばしたい
ボールをホールドするような打感でボールを飛ばしたいというプレイヤーにおすすめなラケットは以下の通りです。
フレーム形状はボックス形状のフレックスがやわらかい(RA値が低い)ラケットがおすすめです。
ボールをしっかりとホールドしてスピン量とコースのコントロールしやすいモデルが多いです。
上級者におすすめしたいラケット12選【スピンとパワーの両立モデルが流行】
YONEX EZONE98(ヨネックス イーゾーン98)
メーカー | YONEX |
ラケット名 | EZONE 98 |
フェイス面積 | 98平方インチ |
素材 | 高弾性カーボン+M40X+VDM |
重量 | 平均305g |
バランス | 平均315mm |
カラー | ディープブルー |
フレーム厚 | 19~23mm |
ストリングパターン | 16×19 |
使用プロ | 大坂なおみ、ニック・キリオス |
ボールにパワーが伝わるしスピンもしっかりかかるのでアウトが怖くないです。
低めの弾道で鋭いボールが打ちやすいです。
Babolat PURE DRIVE VS(バボラ ピュアドライブVS)
メーカー | Babolat |
ラケット名 | PURE DRIVE VS |
フェイス面積 | 98平方インチ |
素材 | グラファイト |
重量 | 平均300g |
バランス | 平均320mm |
カラー | メタリック・ブルー |
フレーム厚 | 21~23mm |
ストリングパターン | 16×19 |
使用プロ | – |
ピュアドライブは好きだけど飛びすぎて怖いというスイングスピードの方はピュアドライブVSがおすすめ。
特徴はそのままに飛びすぎる怖さがないです。
DUNLOP SX300 TOUR(ダンロップ エスエックス300ツアー)
メーカー | DUNLOP |
ラケット名 | SX300 TOUR |
フェイス面積 | 100平方インチ |
素材 | グラファイト、高反発ウレタン |
重量 | 平均310g |
バランス | 平均315mm |
カラー | ブラック・イエロー |
フレーム厚 | 23~26mm |
ストリングパターン | 16×19 |
使用プロ | – |
弾道補正機能が優秀すぎてヤミツキになります。
差し込まれたときでもカウンターショットをしっかり打ち込めます。
Babolat PURE STRIKE16/19(バボラ ピュア ストライク 16/19)
メーカー | Babolat |
ラケット名 | PURE STRIKE 16/19 |
フェイス面積 | 98平方インチ |
素材 | グラファイト |
重量 | 平均305g |
バランス | 平均320mm |
カラー | ホワイト |
フレーム厚 | 21~23mm |
使用プロ | – |
フレーム厚が薄いのでハードに見えますが、振り抜きが良いので素直に飛びます。
スピンもかかりやすいですしバランスが良いモデルです。
Babolat PURE AERO(バボラ ピュアアエロ)
メーカー | Babolat |
ラケット名 | PURE AERO |
フェイス面積 | 100平方インチ |
素材 | グラファイト |
重量 | 平均300g |
バランス | 平均320mm |
カラー | イエロー・ブラック |
フレーム厚 | 23~26mm |
使用プロ | ラファエル・ナダル |
ナダル愛用シリーズのスタンダードモデルですが、このモデルはあえてツアースペックを選ばないほうが良いと思っています。
スピンを重視するプレイヤーにおすすめです!
WILSON PROSTAFF 97 (ウイルソン プロスタッフ97)
メーカー | WILSON |
ラケット名 | PRO STAFF 97 Black in Black |
フェイス面積 | 97平方インチ |
素材 | BLX + ブレイディッド・グラファイト + ケブラー |
重量 | 平均315g |
バランス | 平均310mm |
カラー | ブラックインブラック |
フレーム厚 | 21.5mmフラットビーム |
使用プロ | – |
フェデラーが愛用しているプロスタッフの汎用モデルです。
フェデラー好きはRF97AUTOGRAPHを使用してもOKですが、コチラのほうが無理なく扱えます!
WILSON BLADE98 16×19 V7.0(ウイルソン ブレード98 16×19)
メーカー | WILSON |
ラケット名 | BLADE98 16×19 V7.0 |
フェイス面積 | 98平方インチ |
素材 | バサルト・ファイバー + カロファイト・ブラック + ブレイディッド・グラファイト |
重量 | 平均305g |
バランス | 平均320mm |
カラー | ブラック&グリーン |
フレーム厚 | 21mmフラットビーム |
使用プロ | – |
ボールをより潰して打っていきたい方は18×20のモデルもおすすめです!
YONEX VCOREPRO97(ヨネックス ブイコアプロ97)
メーカー | YONEX |
ラケット名 | VCOREPRO97 |
フェイス面積 | 97平方インチ |
素材 | 高弾性カーボン+ブラックマイクロコア+Namd+VDM |
重量 | 平均310g |
バランス | 平均310mm |
カラー | マットグリーン |
フレーム厚 | 20mmフラットビーム |
使用プロ | スタン・ワウリンカ |
スペックほど厳しくなく、扱いやすいですしスピンがしっかり掛かるので収まりがいいです。
DUNLOP CX200TOUR(ダンロップ CX200ツアー)
メーカー | DUNLOP |
ラケット名 | CX200TOUR |
フェイス面積 | 95平方インチ |
素材 | グラファイト、高弾性グラファイト、ダイポルギー®エポキシ、高反発ウレタン |
重量 | 平均310g |
バランス | 平均310mm |
カラー | ブラック×レッド |
フレーム厚 | 20.5mm |
使用プロ | ケビン・アンダーソン、鈴木貴男 |
ホールド感がかなり良く、接触時間が長く感じます。
スピン量の調整が自在です。
HEAD Graphene 360 Gravity Tour(ヘッド グラフィン360 グラビティツアー )
メーカー | HEAD |
ラケット名 | Graphene 360 Gravity Tour |
フェイス面積 | 100平方インチ |
素材 | グラフィン360+ |
重量 | 平均305g |
バランス | 平均320mm |
カラー | ブラック・レッド・ブルー |
フレーム厚 | 22mm |
使用プロ | アレクサンダー・ズベレフ |
厚く捉えるハードヒッターにおすすめです。
スペックは厳し目に見えますが意外と使いやすいモデルです。
WILSON Ultra 100 V3.0(ウイルソン ウルトラ100 V3.0)
メーカー | WILSON |
ラケット名 | ULTRA100 V3.0 |
フェイス面積 | 100平方インチ |
素材 | ハイ・パフォーマンス・カーボン・ファイバー+ バサルト・ファイバー |
重量 | 平均300g |
バランス | 平均320mm |
カラー | ブラック・ブルー・シルバー |
フレーム厚 | 23~26mm |
使用プロ | – |
ボレーとブロックリターンがすごく打ちやすいモデルです。
打感はかなりスッキリしています。
YONEX VCORE98(ヨネックス ブイコア98)
メーカー | YONEX |
ラケット名 | VCORE98 |
フェイス面積 | 98平方インチ |
素材 | 高弾性カーボン+ナノメトリックXT+Namd |
重量 | 平均305g |
バランス | 平均315mm |
カラー | ギャラクシーブラック(新デザイン)、フレイムレッド |
フレーム厚 | 21~22mm |
使用プロ | 西岡良仁 |
低いボールを持ち上げやすく、高い弾道で深いボールが打てます。
ストリングのたわみ感も感じやすいです。
まとめ|得意分野を強化するか弱点を補うか考えて選ぶのがおすすめ
- YONEX EZONE98(ヨネックス イーゾーン98)
- Babolat PURE DRIVE VS(バボラ ピュアドライブVS)
- DUNLOP SX300 TOUR(ダンロップ エスエックス300ツアー)
- Babolat PURE STRIKE16/19(バボラ ピュア ストライク 16/19)
- Babolat PURE AERO(バボラ ピュアアエロ)
- WILSON PROSTAFF 97 (ウイルソン プロスタッフ97)
- WILSON BLADE98 16×19 V7.0(ウイルソン ブレード98 16×19)
- YONEX VCOREPRO97(ヨネックス ブイコアプロ97)
- DUNLOP CX200TOUR(ダンロップ CX200ツアー)
- HEAD Graphene 360 Gravity Tour(ヘッド グラフィン360 グラビティツアー )
- WILSON Ultra 100 V3.0(ウイルソン ウルトラ100 V3.0)
- YONEX VCORE98(ヨネックス ブイコア98)
上級者にオススメのラケット12本を紹介しました。
自分のプレイスタイルに合わせて、最適なラケットを選択しましょう。
ラケットだけで100%の力を引き出せるわけではなく、ストリングの性質でも打感やスピン、パワーは変わってきます。
ストリングもいろんなストリングを比較しながら、最高のストリングを見つけていきましょう。
同じラケットでストリングを比較するためにも、ラケットは同じものを二本持っておくことをおすすめします。
ラケットを安く購入するなら、実店舗よりもネットショップが断然おトクです。
ラケット自体が安く販売されていますし、ショップによってはストリングもサービスしてくれますので実店舗よりも4000円~1万円程度は安くなります。
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