仕事中は痛みに耐え続ける日々
仕事は休まず気力で通勤
就業時間中は痛みとの戦いでした。私は事務職です。しかしながら、私の仕事は現場の作業者と連携を取り、こなしていく業務が多いため、事務所や現場を右往左往しなければならなかったのです。痛いからと言ってその場で安静にしているわけにもいかなかったのがとても辛かったです。このとき、当然会社を休むという考えはなくはなかったのですが、自分の業務に穴をあけると皆に迷惑をかけるので結局根性で会社に行っていました。
自分で何とかするしか無い
周囲の人間も足を引きずる僕を心配してくれてはいましたが、やはり他人です。仕事のサポートは少しありはしましたが、メインで仕事をこなすのはこの状況でも私でした。それは私の業務を理解している人がほとんどいなかったためです。痛みが他人に移るわけでもないので気合で仕事に専念していました。
楽な姿勢を求める続ける
昼休みが癒やしのひとときでした。昼休みは昼食を早めに済ませて、ソファで横になっていました。横になっている間は痛みはあるものの、座っていたり、直立していたりするより痛くなく、一番楽な体勢でした。
週末、MRI検査の日
ようやくきた、なんとか堪えた
足腰と精神はヘルニアにやられて酷いものでしたが、仕事はどんどん降ってくるので無心でこなすばかり。私の仕事は残業なしで帰るのは困難で、定時が17時のところを、早くても18時半に帰れるかどうかといった具合です。なんとか木曜日まで耐えぬいて、金曜日の朝、総合病院でMRI検査を受けました。
初めての検査、同じ姿勢でいることが辛い
MRI検査は超音波によって身体の状態を検査するというものらしいです。見た目上CTスキャンと似ていますが、それとはまた別の検査になります。検査用の衣服に着替えさせられ、時計・眼鏡等を外し、いよいよ検査。この検査、結構曲者で、なるべく動かないように、と説明を受けて検査台へ仰向けになります。検査だから動かないようにしてなきゃなあ・・・って当然思うんですが、このMRI検査、長いんです。検査時間が。ヘルニア患者にとって同じ姿勢でいつづけるというのは結構酷なものです。ここでも痛みと戦っています。
MRI検査はうるさい
検査中は爆音が室内中響き渡ります。文字で表現しづらいですが、「ヴァーヴァーヴァー!!」といった音が延々と続くのです。検査中はその音を聞きながらいろいろ考えていました。(・・・多分ヘルニアだろうけど、ヘルニアだったら仕事は続けられるだろうか、治ってテニスができるだろうか)考えが巡り巡って飛躍し、終いには(結婚できるだろうか、子供、作れるだろうか・・・)とかいった具合。腰は重要ですからね・・・(意味深)。
検査は無事終了。検査結果をその場で教えてくれるわけでもなく、CDにデータを焼いたものをいただくのみでした。そのCDを紹介元の病院に提出して診察を受けてくださいとのこと。検査終了後、その足で職場に向かいました。ちなみにこの時も激痛で片足を引きずりながら歩ける程度でした。
椎間板ヘルニアL4/5という診断
4番目と5番目の間が飛び出ているらしい
その日の仕事終わり、受付時間ぎりぎりで病院へ行きました。CDを提出し、データを医師とともに確認しました。結果は予想通り椎間板ヘルニア、腰椎の4番目と5番目の間から飛び出していました。L4/5のヘルニアというやつらしいです。レントゲンとかMRIの検査結果とか、正直素人目にはわかりません。明らかに折れているとかそういうわけではなく、骨と骨の隙間が少しだけ縮んでいるだとか、クッション部分が少し飛び出しているだけですので、先生に言われてようやくなるほどと納得できる感じです。
様子見という治療法
治療法に関し、基本的には経過観察でそのうち治ることがほとんどです、と先生。自分でもスマホで調べていたこともあっておおよそ予想通りでした。ヘルニアは放っておくと飛び出た部分を体内の白血球かなにかが食べてくれるのだとか・・・(詳細は各自調べてみると良いです)。驚くことに、とくに安静にしていなくても問題無いと言われました。運動でヘルニアが更に飛び出ることもあまり無いのでしょうか?大好きなテニスもやっていいと言われました。ただし、できるものなら、という話でしたが・・・。足を引きずって歩くのがやっとなので当然、テニスなんてできるはずもありません。先生、わかってて安静にしなくても良いなんておっしゃるんでしょうか・・・・。
流石に痛みに堪えられないので、痛み止めを処方されました。ボルタレン錠とロキソプロフェンテープという貼り薬とスミルスチックという塗り薬。
その日はとりあえず先生に言われたとおり、錠剤を飲んで、塗って貼って寝ました。
週末の話はまた次回にお話します。少しずつで申し訳ありません。
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