ヘルニア闘病記、その3です。長くなってきましたがパート5か6で終わりにできたらと思っています。よろしければ読んで下さいませ。
痛くて眠れない日々
ヘルニアと判明してから最初の土日。仕事が無いということだけが救いでした。腰が痛くてやりたいことも出来ないので、字のごとく寝たきりの生活でした。私の生活リズムは、平日は24時ぐらいに就寝、7時起床というものです。
しかし、ヘルニアで足腰が痛く、精神的にもダウンしていた私は、11時そこそこに就寝。眠気はあります。しかし、痛いのです。痛くてなかなか眠りにつけないのです。食後に飲むようにと処方された痛み止めは、効いてるのか効いていないのか全くわからないレベルです。塗り薬も貼り薬もすーっとするだけで痛みは和らいでいる気がしません。とにかく痛いのです。横向きで寝るのが一番負担が軽いと聞いたので、なるべく横向きで眠るように意識していました。が、普段仰向けで眠っていたこともあり、気を抜くと仰向けで眠ってしまっていました。
ヘルニアの原因を推測
夜中に何度も目が覚めました。痛みで顔は常に歪んでいたと思います。ただでさえ歪んだ顔が、より一層。結局深い睡眠につけないまま朝が来て、激痛に耐えてなんとか起床。薬をのむために胃に何か詰め込む。家の隣がコンビニだったのが幸いでした。カップスープとかスープ春雨を買いだめして食べていました。
食事をとったらまたベッドに戻ります。痛くて眠れませんが、寝転がっている方が楽なのです。寝転がりながらスマホでヘルニアの原因は何なのか調べて、自分なりに推測してみました。
職場での昼休み中の姿勢
私の職場、昼休みが45分しかありません。職場では昼食を食べたら大半の人が自分の机で寝ています。私もその一人です。ツイッターでこんなのが話題になっているのを見つけました。
・・・これ俺じゃん!!
見た瞬間、画像そのまんまの姿勢で昼寝していることが原因なんじゃないかと思いました。これだけではないかと思いますが、間違いなく腰に悪いのは明らかでした。私は椅子の座り方を正すよう意識することにしました。このままこの姿勢を続けていたら、私はまだ寝たきりだったのかもしれません。
柔らかすぎるベッド
当時の寝床の環境があまり良くありませんでした。名古屋に越してきたとき、一時的に布団で寝ていました。ベッドとマットレスを購入した時に、布団を捨てるのが面倒で、マットレスの上に敷布団を敷いて寝ていました。今思えばこれも良くなかったんじゃないかと思います。マットレスと敷布団の組み合わせは寝るには柔らかすぎたとおもいます。寝床は硬すぎず、やわらかすぎず、調度良い環境であるべきです。一日のおよそ1/3をそこで過ごすわけですから、睡眠環境は整えるべきだと思いました。
敷布団をゴミにだして、マットレスのパッドを敷いてシーツを敷きました。敷布団&マットレスの頃に比べて反発感がありました。最初は慣れませんでしたが、今はもう快適です。
猫背
仕事中の座っている姿勢も良くありませんでした。典型的な猫背です。また、椅子に座ったまま後ろに振り返り、そのまま作業をすることがあり、左右どちらかに身体を預けていることが多かったのです。
人生を後悔するほど精神的にきつかった
寝転がりながら、今までの行動、姿勢に後悔しました。そして、このまま痛みが続くんじゃないか、歩けなくなって、車いす生活になってしまうんじゃないかと不安でいっぱいでした。現に、ヘルニアの闘病記でブログを書いている人の中には、ヘルニアが悪化して歩けなくなった人を見つけたのです。自分もそうなるんじゃないかと不安でした。
ヘルニアを患った人の大半は、手術を必要とせず、経過観察、時間経過で治ってしまうようですが、治らず、歩けなくなる人も居なくはないという事実がとても衝撃的だったのです。
そして案外、ヘルニアが治りました!というような体験記はほとんどネット上で見つからなかったのです。ヘルニアになった自分がこれからどうなるのか、とても怖かったのを覚えています。
ちょうどこのとき、会社の同期から飲みの誘いがありました。自分がヘルニアになって寝たきりだから行くのは無理だと伝えると、彼は当時DTの私をネタにしてこんなことをいったのです。「まだ腰全然使ってないのに、痛めちゃうなんて可哀想だ」と。俺は神に嫌われているのかとさえ思いました。使うチャンスがないまま腰をやってしまうなんて。今となってはいい思い出ですが、人生は不公平だと悲観していました(半年後、無事DT卒業いたしました)。
書きたいことがたくさんありすぎてなかなか進まず、申し訳ありません。さらに次回に続きます。
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