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プレミアムフライデーとかノー残業デーとかオール定時日って制度、言う側は簡単そうだけどやる方は結構無理がある。

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こんにちは、にとろです。

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月末金曜、なにしよう?ってなんなんだろう

プレミアムフライデーが先月、初めて実施されて話題となりました。個人消費喚起が目的らしいです。実際のところ、プレミアムなフライデーを過ごせた方はごく一部だしか居ないと、ニュースでは報道されていました。かくいう私も過ごせない側の人間でした。

プレミアムフライデーって無理ゲー

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「残業がやばくて死にそう」「残業が多くて辛い」「会社がブラックすぎて辞めたい」とか企業戦士の嘆きがSNSやブログでは大量に書かれていて、プレミアムフライデーってキャンペーンって実態の無い名ばかりのキャンペーンですよね、と思います。

勿論、始まったばかりでまだまだこれからだ!っていう言い分も多少なりともあるんでしょうが、今まで残業で苦しんでいた企業戦士がそんなキャンペーンを始めただけで早く帰れるようになるはずが無いのです。

結局、担当職務に依存する

結局、管理される側のペーペー社員は自分の担当職務がある程度決まっています。自分の職務が一日単位で完結する仕事か、一週間単位、一ヶ月単位でやっていく仕事かでこういう取り組みに対応できるかが決まると思うのです。

私の場合、メインの業務が一日で完結するものなので、「今日は早く帰りたいから明日にまわそう」だとかいうことが出来ないのです。そして、自分の職務を代わりにこなせるレベルで把握している人も居ないという欠陥っぷり。なので体調不良で休んだり、余ってる有給を気軽に使える環境ではありません。

爆速で職務をこなせば早く帰れるんじゃないの?

いえいえ、そんな甘いものじゃありません。

制度の前に解決すべきことがある

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とあるメーカーの物流子会社で働いているのですが、定時後にならないと来ない出荷指示、配送車両の確保依頼、出荷物量がなかなか確定されない、伝票が出ない、トラックが来ない、出荷品の生産が遅延している等、様々な課題を抱えているのです。

このレベルの課題の解決って、ペーペーの私だけではどうにもならなくて、システムのテコ入れや、取引先との取り決めの改定とか、担当職務の配置換えとか必要になってくると思うんです。

現在の職務に変化が無いのに、プレミアムフライデーで早く帰りましょうね、っていうのは虫がよすぎる話じゃありませんか?今現在残業時間が多いのには理由があって、それは人が足りないのか、仕組みが悪いのか、担当者がポンコツなのか、いろいろありますよね。その課題一つ一つが解決されれば、わざわざプレミアムフライデーとかいうキャンペーンなんかしなくてもなんとかなると思うんですよね。

しかし、今ある課題が解決されないままでいる理由もまた別にあって、いつの間にか鞄の中で絡まったイヤホンみたいになっているんでしょうね。

他にも、ノー残業デーとかオール定時日とか、企業によって呼び方違えど残業をしないで帰りましょう、って制度は多くの企業で採用されています。これも同様に、帰れるような仕組みになっているのかってところをまず見るべきだと思います。

「残業が多いから早く仕事切り上げて帰れよ」「仕事のやり方工夫して早く帰れ」とか上司はよく言います(実際の口調はもう少し柔らかいですが)。あれやれこれやれ、報告しろ、数字まとめろと、雑務をどんどんふるのに早く帰れというのは違うでしょう。現場改善で何故何故分析するなら、社員の残業時間が多いことを何故何故分析して考えてくださいよ。

うちの上司に限るのかもしれませんが、何となく不具合なく済んでいることに、労力かけてテコ入れする気が無いのでしょうね。尊敬されない上司にはなりたくないなと思うと同時に、自分が管理職になったとき、同じように尊敬されない上司になってしまうのではないかと少し怖くもあります。

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この記事を書いた人

名古屋市在住。1991年生まれ。メーカー勤務のサラリーマンテニスプレイヤー。高校時代にソフトテニス部で3年。大学では硬式テニスに転向し、体育会テニス部で4年間。社会人になった現在も最低週1〜2回のテニスは欠かせない。得意なプレーはバックハンドスライス、ドロップショット。打たせてミスを誘うシコラー。

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