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初心者が購入するテニスラケットのおすすめ重量は?

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テニスを始めようと思ってラケット購入を検討している方向けの記事になります。そもそもラケットってどんなものを選べば良いの?カタログのスペック表の何を見ればいいの?

そんな疑問があると思います!今回はその疑問を解消したいと思います!

わたしは高校時代ソフトテニス部、大学でテニスに転向して4年間、社会人になった現在でもスクール、社会人サークルでテニスをしています。テニス歴でいえば10年超の経験からラケットの選び方を説明します。
目次

初心者が購入するテニスラケットの最適重量は?

結論:初心者が選ぶべきラケットの最適重量は280〜300gがおすすめ

ラケットを購入しようと調べてみると、実にさまざまな重量のラケットが販売されていることがわかります。

初心者で初めてラケットを購入する方の場合は、そもそもラケットの平均的な重さが分かりませんよね。

結論を言うとラケットの重さは300gが標準と思ってください。

男性で力自慢であれば、300gを超えるラケットでも構いません。

しかし、重量が重いラケットは上級者向けである傾向が強く、より取り扱いにくいと考えてください。

女性で体力に自身がなければ、300gより軽いラケットを選択しても構いません。

しかし女性でも300gは十分使用できるスペックなのでチャレンジしてみてください。

最初から300gを選択しておけば、重さ慣れると思います。

時代によってこれが変わることがあるのですが、現代テニスの平均は300gです。

これから本格的にテニスを始めようと思っている方はまずは平均に近い重量のラケットを選ぶことをオススメします。

多くのプレーヤーが使いこなせるように考えられたスペックを選ぶ

テニスラケットの300gというのは現代テニスにおける標準と言っても過言ではないでしょう。

メーカーはこの300gを基準にこれより軽いか重いかでラケットの特徴を作り上げます。

そして平均的な300gのラケットの中でも、メーカー独自の技術を取り入れて、他のメーカーに負けないようにラケットを開発しているのです。

この平均的な重量のラケットは特にメーカーが力を入れているスペックであることが多いです。

「黄金スペック」と呼ばれるラケットがあります。

黄金スペックのラケットとは

  1. 重量300g
  2. フェイスサイズ100平方インチ
  3. バランスポイント320mm

上記を満たしたラケットを黄金スペックと呼びます。

取り扱いやすいラケットであることが特徴です。

※バランスポイントはグリップエンドから重心までの長さです。

多くのプレーヤーにとって使いやすいラケットである黄金スペックは300g。

では全プレーヤーが300gのラケットを使用しているのかというと、そうでもありません。

実際、私は現在320gのラケット(Babolat Pure Contorol tour)を使用しています。
バボラ 2014 ピュアコントロール ツアー

テニスを続けていくうちに、自分のプレイスタイルがわかってくると思います。

そのときに300gより軽くするか、重くするかということを考えてほしいと思います。

ラケットの重さがプレーにどう影響するか

実際重量がプレーにどのように影響するかというと、相手の打球に対して押されてしまうかどうかということが影響します。

一般に重量が軽いほど、初級者や子供・女性向けになります。

重量が重いほど上級者向けのラケットとなる傾向にあります。

重量が軽いテニスラケットの特徴

振り抜きやすく、取り回しやすい
重い打球に打ち負けやすい

始めたばかりのころは気にならなくても、数ヶ月すると速い打球を打ち返す機会も増えてきます。

レベルが上がって速い打球を打ち返すことが増えると、どうしても力負けしてしまうケースが増え、なかなか思うようにプレイできなくなる可能性もあります

勿論、メーカーとしても重量が軽いことによる力負けを見過ごしているわけではありません。

ある程度は重い打球に対応出来るよう、バランスポイントを変えたりして打球にパワーが出るようになっています。

ラケットを振る速度(スイングスピード)が遅いプレーヤーでも打球にパワーが伝わるように工夫されたラケットが多いです。

しかし、テニスが上達してきて自分の力でラケットを振れるようになってくると、ボールが飛びすぎてアウトが増え、制御しづらくなってきますので注意が必要です。

重量が重いテニスラケットの特徴

ボールに力負けしにくい
ラケットを振り回すのに力が必要

重量が重いとそれだけラケットを振り回すのに力が必要になってきます。

たった10g-20g変わっただけで感覚的にはかなり重さを感じるはずです。

これは持った瞬間にはあまり感じなくても、プレイを長く続けていると重さを感じられると思います。

重いことのメリットはボールに力負けしないと言うことです。

ボールを跳ね返すという行為は向かってくるボールの威力よりも強い力で跳ね返す事が必要になります。

ボールを跳ね返す力はラケットをスイングする速度とラケットの重さが大きく影響します。

あとはラケットのストリング、フレームの形状でも変わってきます。

上級者との打ち合いで速いボールをしっかりと打ち返すためには打ち負けないパワーが必要ですから、ラケットの重量が重いほうが有利に働きやすいのです。

長きにわたって世界のトップと戦っているロジャーフェデラー選手。
彼のラケットは340gあります。
ウィルソン プロスタッフ RF97 オートグラフ

やはりトッププロほどのプレーヤーになると打球のパワーも段違いですから、打ち負けないようにラケットも重いものを使用する傾向にあります。

日本人でトップで戦う錦織圭選手の使用しているテニスラケットの重量は明らかになってはいませんが、錦織圭使用ラケットとして販売されているULTRA TOUR 95 CVは309gです。

基本的にプロ使用モデルとして販売されていても、実際に使用しているスペックで販売されることはほぼ無いため、錦織圭選手はこれよりも重いラケットを使用していると考えられます。

過去のインタビュー記事には市販品+20gほど重いラケットを使用しているという記載もありました。

まとめ:軽すぎず重すぎない平均的な重さのラケットがおすすめ

テニスラケットの重さについて説明しました。

300gを中心にラケットを見ていくようにしましょう。

力に自身のない女性の場合でも最低280g位のラケットまでにしましょう。

それ以上軽いと、ゆったりとしたラリーや球出し練習では問題ないのですが、徐々にレベルアップしてくると、打ち負けてしまいますし、ラケットの満足度が低下してきます。

逆に、力自慢の男性だからといっていきなり重量級のラケットを選ばないようにしましょう。重すぎると力一杯振り切ろうとしますが、力に自信がある男性の場合は手打ちになりがちです。

体幹を使ってしっかりと振り切れるように、軽すぎず重すぎず、バランスの良いラケットを選択しましょう。

テニスラケットの重量について

  1. 重ければ重いほど相手の打球に打ち負けない
  2. 軽ければ軽いほど振り回しやすい
  3. バランスを考えて300gを選ぶのがおすすめ

ラケットは重量だけで決まるものではありません。

オススメのラケットについて説明した記事も合わせて読んでいただければと思います。

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この記事を書いた人

名古屋市在住。1991年生まれ。メーカー勤務のサラリーマンテニスプレイヤー。高校時代にソフトテニス部で3年。大学では硬式テニスに転向し、体育会テニス部で4年間。社会人になった現在も最低週1〜2回のテニスは欠かせない。得意なプレーはバックハンドスライス、ドロップショット。打たせてミスを誘うシコラー。

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